『食品館あおば』で岩本すずかソムリエがセレクト!夏の家飲みを楽しむスパークリングと白ワイン

『食品館あおば』で岩本すずかソムリエがセレクト!夏の家飲みを楽しむスパークリングと白ワイン

皆様、こんにちは!
ジャケ買いワインソムリエの岩本すずかです。

私の経営する日本橋のワインショップWine and Weekendより徒歩20分、仕事帰りにウォーキングがてらちょうど良い距離にある「食品館あおば深川店」。

今回もワクワクしながらお買い物して来ました。

暑くなる季節に、よく冷えたスパークリングや白ワインで喉を潤すのは最高ですよね!
日本で行われる国際コンペで受賞歴のあるコスパ良しの2本をセレクトし、それに合わせる簡単お料理と共にご紹介します。

 

 

 

国際コンペ ”サクラアワード ”とは!?

 

 

スーパーやワインショップで、このようなマークが付いているワインを見かけたことはありますでしょうか?

これらのステッカーやタグは、「日本人女性審査員によるワインの国際コンペ”サクラアワード ”」にて賞を獲得したワインに貼られています。

 

サクラアワード 審査会が開催されるのは年に一回、今年で8回目となります。

(2020年審査会についての記事はこちらから)

 

開催の目的は
1:家庭料理に合うワインを選ぶ
2:その事によりワインの消費量を増やす
3:女性ソムリエの活躍の場を広げる
という3つ。

 

今年は国内外から4,526アイテムがエントリーされ、186人の審査員が参加。
ワイン業界に従事するソムリエ、ワインスクール講師、輸入や販売会社の担当者、ジャーナリスト、ワイン醸造家など、審査員は全員が女性です。

 

指揮を取られるのは、御著書など多数の田辺由美先生。

 

 

コロナ禍ということもあり開催の判断をするのは難しい状況でしたが、万全の対策を喫して行われました。

東京会場では2月8日、目黒雅叙園にて。私も審査員として、今年も参加して参りました。

 

 

 

自分たちの評価したワインが皆様の食卓に上ると思うと、賞に対する責任をひしひしと感じます。

 

 

 

受賞ワインを食品館あおばの売り場からピックアップ!

 

さて、この季節はシュワシュワと駆けつけ一杯(?)のスパークリングワインと、スッキリ系の白ワインが恋しくなります。

 

 

どちらのワインにも、サクラアワード のステッカーとタグが光り輝いていますね。

まずはスパークリングワイン(写真右)から。

 

 

「ヴーヴ・ド・シャレンヌ ブリュット・グラン・レゼルヴ」980円(食品館あおばでの税別価格)
(写真引用:輸入元「三国ワイン」HPより・下記同様)

 

生産ワイナリーは、「ヴーヴ・アンバル」。フランスのブルゴーニュ地方で1898年設立の老舗です。
創業以来家族経営で6世代に渡り引き継がれ、ブドウ栽培においてはサステイナブル農法を取り入れるなど環境にも配慮しています。

 

こちらはいわゆる「ブラン・ド・ブラン」、すなわちシャルドネ種100%のスパークリングワイン。桃のような華やかさの中に心地よい酸を感じられます。

 

2021年のサクラアワード にて、ゴールド賞(全体の24%)を獲得しています。

 

お次は白ワイン(上記写真左)を。

 

 

「トゥルッリ ヴェルメンティーノ・サレント」880円(食品館あおばでの税別価格)

 

生産ワイナリーは、「マッセリア・ボルゴ・デイ・トゥルッリ」。イタリア・プーリア州産、イタリア半島のブーツ型のかかと部分の州ですね。

面白いのは、ワイナリーの名前となっている「トゥルッリ」。これはプーリア州のアルベロベッロにある、トンガリ屋根に白壁が特徴の”農民家屋”のこと。

(引用:イタリア政府観光局HPより)


16世紀に造られたこの家屋が立ち並ぶ街は「おとぎの国」のような景観から、世界遺産に認定されているそうです。

ブドウ品種はヴェルメンティーノ100%。この品種はイタリアを始め南フランスなど海にほど近い産地で栽培されるため、お料理の方も魚介類にはもってこいのペアリングと言えます。

果実味とミネラル感を大いに感じられる、フルーティで親しみやすい一本です。
こちらは2020年のサクラアワード において金賞(全体の22%)を受賞しています。

 

 

 

スパークリングと白ワインに合わせるメニューは?

前菜系から魚介、そして軽めの肉料理と幅広く合わせられるのが魅力です。
今回の食品館あおば散歩の戦利品達。

 

 

「鎌倉ハム」と食品館あおばのコラボソーセージ、プリプリ大ぶりの牡蠣、最近よく見かけるアメリカのオレンジ・Wマーコットなどなど。

 

その(1)

まずは、先日知人のお宅で頂いてとっても美味しかった前菜。

 

 

手で皮がむけるオレンジのWマーコットを薄切りにし、カッテージチーズをそれぞれのオレンジに乗るように散らして、イタリアンパセリで彩りを。これが爽やかで、初夏にピッタリ!

 

簡単すぎるレシピながら、見た目も映えますね。

 

その(2)

そしてまたまた真似っこレシピの、タコとアボカドのマリネ。

 

 

行きつけのイタリアンバルの料理があまりにも好きすぎて、シェフから作り方をこっそりと聞き出した一品。

写真では見えにくいものの、オリーブオイルはとっぷりと浸かるくらいに入れてしまってOK。隠し味にはイタリアの魚醤”コラトゥーラ”とやらを入れる・・・らしいのですが冷蔵庫にあるナンプラーで代用。レモンとお酢、そしてハーブ塩で味付けしました。

 

その(3)

もう一つ魚介を。スキレットにオリーブオイルとニンニクを温め、牡蠣とマッシュルームを入れて白ワイン蒸しに。(スキレットにアルミホイルを被せて蓋代わりにして蒸しました)

牡蠣に塩分がありますので、塩は足さずに。食べた後に残ったスープは旨味たっぷり、もちろんバゲットに付けて余さず頂きます。

 

 

その(4)

メインには、食品館あおば×鎌倉ハムのコラボソーセージを。

 

 

ミックスビーンズ&コーンと一緒に煮たのを食べたくてトマト缶も購入しましたが、気分はよりさっぱり系を欲してきまして・・・
トマト煮ではなく、シンプルに白ワインとコンソメ少々でコトコトと。

 

セロリと人参の香味野菜も一緒に。

 

 

お気に入りの”和”な器によそって、おばんざい風にほっこり感を演出してみました。

 

 

 

夏の家飲みを楽しもう

 

食材を切って盛り付けるだけ、オリーブオイルとマリネするだけ、鍋に入れて放置し白ワインと煮るだけ・・・
以上4品、前菜・魚介・軽めのお肉系のお料理達は、分量などお好みで、それなりに美味しくできるものばかり。

 

冷蔵庫にキリリとスパークリングワインと白ワインを冷やし、おウチで気軽にペアリングを楽しんでくださいね!

 

『食品館あおば深川店』
https://www.bicrise.com/fukagawa/

 

『ジャケ買いワインのセレクトショップWine and Weekend』
東京都中央区日本橋蛎殻町1-6-9-103
03-6661-1845
https://wineweekend.theshop.jp/

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