お料理クラブパルタージュの竹本です。
忙しい毎日を豊かにする、フランス家庭風の料理を研究しています。
年末も食品館あおばにお肉の買い出しです!
成城石井ブランドのジャムを発見。これ美味しいんです。
誰でも慌ただしく過ごしてしまうこの季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
なかなかゆっくりキッチンに立つということが難しいときではありますが、
寒さも本番になった今の季節、ちょっと時間ができたら、作りたいのが煮込み料理です。
煮込み料理のテッパン、デミグラスソース缶がお手頃でした!
今日はあおばで手に入れた和牛の切り落としとデミグラスソースで、ちょっとこだわりのビーフシチューのレシピです。
目次
洋食の定番、ビーフシチュー
photo by travelwayoflife
ビーフシチューという料理は、明治時代にはイギリスから日本に紹介された歴史の古い洋食です。
イギリスの料理ではありますが、デミグラスソースで牛肉を煮込んだ料理はヨーロッパの様々な国にあります。フランスでは”ラグー”と呼ばれる料理がとてもよく似ていて、繊維がほろりとほぐれるほど長い時間煮込まれたお肉が絶品です。
ちなみにフランスにはブッフ・ブルギニョンという牛肉の赤ワイン煮込みもありますが、ちらはデミグラスソースは使わず、ハーブの香りを効かせた少し軽やかな煮込み料理。
よく似ていますが、実は違う料理です。
今回は今の季節に旬を迎えるりんごを使った、りんごの甘みが隠し味のビーフシチューを作ります。
りんごで作る和牛ビーフシチューのレシピ
りんごで作る和牛ビーフシチューの材料
材料 | 分量 |
---|---|
煮込み用和牛切り落とし | 200g |
玉ねぎ | 中1個 |
人参 | 小1本 |
セロリ | 15cm程 |
りんご | 1/2〜1個 |
マッシュルーム | 3個 |
バター(有塩) | 15g |
乾燥ニンニク(スライス) | 1g |
赤ワイン | 300ml |
デミグラスソース | 1缶分(290g) |
今回使った北海道産赤うし和牛の切り落としです。
霜降りが入っているので柔らかく仕上がるはず。
先月(11月)のあおばでは、キズありのりんごを販売していました。
今回は別のところで入手したりんごを使いましたが、傷のあるりんごが手頃に手に入ったら、お菓子や料理にたっぷり使いましょう。
りんごは適度な酸味と甘味で、お料理にも隠し味として活躍してくれます。
今回のビーフシチューはトマトを使わず、りんごをたっぷりと使うことで優しい酸味と甘味をプラスしています。
りんごで作る和牛ビーフシチューの作り方
玉ねぎ・セロリ・人参をみじん切りにして、バターでソテーします。
牛肉に小麦粉(適量)をはたきかけて、バター(分量外)を引いたフライパンで両面を焼き付けます。
フライパンに赤ワインを流して肉のエキスを溶かします。
野菜を炒めた鍋に牛肉、乾燥ニンニク、すりおろしたりんごを加えて、赤ワインを加え、30分ほど煮込みます。
30分ほど煮込み、鍋の中の野菜のみをミキサーに移して、しっかりとピューレ状になるまで撹拌します。
ピューレ状になった野菜と半分に切ったマッシュルームを加え、さらに1時間くらいコトコト煮込んだら、デミグラスソースも加えてさらに煮込みます。
適度にとろみがつくまで煮込んだら完成です。
パイシートを被せて焼くと、熱々のポットパイに。
ホロホロの牛肉とりんごの甘味。
トマトを使わないので酸味は抑えめで、甘味が優しいビーフシチュー。
よろしければお試しください!
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