産後のダイエット、妊娠初期の精神的な不安、つわりから食欲不振など、困らないだろうか?私には経験がないが、体重が以前から低下して、食べ物に嫌悪感を覚える方もいるそうだ。
心も体も安定すると食欲増加で体重にも影響するので、産後ダイエットはできるだけスムーズに元に戻りたい。
母乳のために、水分の多い温かい食事。そして何よりも免疫力の低下を防ぐために、たんぱく質、ミネラル、ビタミン確保が欲しいところだ。毛髪も傷みやすくなので手当したい。
魚介類、肉、豆腐、野菜、果物、穀類、卵を組み合わせていくのだが、間食の王様としてカシューナッツはいかがだろうか。自画自賛でも申し訳ないが、ナッツの中でも最も亜鉛が多いのは、私、カシューナッツである。
そんな素敵なカシューナッツの中でも、少し変わり種の商品が新登場した。そして、取り組み自体が素敵なので、紹介したい。
目次
特定非営利活動法人「ほのぼのワークハウス」でお菓子づくり
2011年4月、就労継続支援B型として特定非営利活動法人「ほのぼのワークハウス」として運営を始めた。障がいを持つ人が充実した日常生活及び、社会生活を営むことができるように就労の機会を提供している。生産活動やその他の活動を通じて、知識の習得や能力の向上のために必要な支援を行うことを目的としている。
作業は多岐にわたるが、ボルトナット、電線分別などもあるが、「食」としては有機野菜の栽培・販売、EMぼかしの製造・販売、クッキーの製造・販売などがある。
卵、乳不使用のやさしいクッキーも手作り
原材料がシンプルな小麦粉(国内製造)、バター、卵、きび糖が主原料でつくられていて食品添加物は一切入らない。卵、乳不使用で、一定のアレルゲンフリーでつくる。パティシエから譲り受けたレシピを活かして、就学支援の一環として製造をしているそうだ。
香料など保存料も不使用なやさしいスイーツは、スマイルクッキー、塩サブレ、あられクッキーなど。
他にも、コーンフレーククッキーなどを製造している。
株式会社タートルツール松本社長が手掛ける新事業
株式会社タートルツールの代表取締役 松本さまと対談した。
この松本社長が、皮付きカシューナッツの販売責任者となり、ほのぼのワークスに製造の仕事を委託することで、就労者の支援を始めた。
松本社長は、2017年5月、電装部品の取り扱いを始めて建設機械メーカー、加工品への納品していた。ほのぼのワークスとは、30年来の付き合いで、社会貢献として、2022年6月が食品事業スタートをして、販売を開始した。
きっかけは、農産物の栽培だった。
特に、乾燥ニンニク。ほのぼのワークハウスで栽培して、乾燥を委託して根切りの準備をして袋詰めしている。ほのぼのては、ニンニクが残って販路がないから相談したいといわれたことがきっかけだったそうだ。
誰かを想うブランド『kind eats』の誕生
「生産者、輸入者、加工会社、関わるすべての人たちが協力し合い、1つの商品が出来上がっています。そのつながりをブランドを通して伝えたいと思いました」と、松本社長。
「ほのぼのワークハウスで頑張る人たちの仕事は、内職扱いとして認知されていることが哀しい。能力面でみれば、1人10個の作業ができるところが2人で10個かもしれない。ただ、親がいなくなったとき、彼らの生活はどうするのか?自立をしなければ先が心配になる。賃金が上がれば嬉しい」
と、身近な誰かへの優しさが滲み出ていた。
新商品のカンボジア産「薄皮付きカシューナッツ」
施設長が、皮つきカシューナッツを見つけて試食したのが、販売するきっかけだった。
Yahoo!ショッピングサイトで雑貨、アクセサリー、腕時計の販売だったので、試しに出してみたところ、売れ行きがよかったため、継続的な取り組みにシフトしたそうだ。2021年6月から皮付きカシューナッツやバナナチップスを販売開始。
その後、ドライフルーツ&ナッツアカデミーの資格を取得した松本社長は、2021年8月にドライフルーツ&ナッツマイスター検定を獲得。また、2022年5月にはドライフルーツ&ナッツアドバンス講座を受講されて、ドライフルーツ&ナッツエキスパート検定を取得済だ。弊社を経由して、商社をご紹介して、1,000kgの皮つきカシューナッツを購入していただいた。本格的に販売を始める上で、ドライフルーツ&ナッツアカデミーの推奨品認定マークも獲得されている。
薄皮を付けたままフレッシュな状態で現地で焙煎!
また、様々な栄養素、非栄養素が豊富なカシューナッツ。例えば、カシューナッツに含まれる食物繊維は、第6の栄養素として発ガン物質を吸着し一緒に排泄してくれて、腸内環境を整える。食物繊維の不足は、高コレステロール血症、高血圧症、糖尿病や肥満、大腸ガンなどの発生する危険を高めるので、毎日の皮つきカシューナッツで、解決もできるだろう。
今後の目標を松本社長に伺いました
松本社長は、「ラインナップの拡充や売上目標よりも、現在の薄皮つきカシューナッツやオリジナリティーのある食品を通じて、健康的なライフスタイルを過ごしてもらうための力になれたらと思います。そのために商品を広く周知させていきたいですね。また無農薬野菜や食品添加物を減らした食の提案をしていきたい」
と話されていた。神戸、徳島県の近隣から商品が話題となっていくことが喜びだそう。
身近な周りの人が喜ぶこと がモットーな松本社長は、チャリティーや募金活動も直接的な支援とは別に間接的にサポートする体制をつくっている。
ドライフルーツ&ナッツアカデミーのアンバサダーとして、皮付きカシューナッツを推薦します。
カシューP