日本ワイン放浪者、西一進です。
今回は富山県氷見(ひみ)市のSAYS FARM(セイズファーム)をピックアップ。
毎回販売と同時にSold outするSAYS FARMのワイン。
そんな人気のワインから、今回は「SAYS FARMシャルドネ2018」をご紹介します。
醸造責任者 田向俊さんの許可も得まして、SNSからの写真も拝借しながらお伝えしていきます!
目次
セイズファーム2018年の気候
2018年の夏の平均気温は例年よりも高く、富山県氷見市では夏の猛暑によって畑の気温が約40度を超え、葡萄に強いストレスがかかる時期もありました。
また秋の長雨も重なり、例年には見られない難しい気象条件だったと聞きます。
SAYS FARMシャルドネ2018の味わい
最初にシャルドネ2018を飲んだ時に、例年より果物のアロマが豊富だなぁと思っていました。
そこで、生産者の田向俊さんに聞いてみたところ、「夏の高温乾燥で果皮は厚く、小粒な仕上がりの葡萄は果皮率が高くなり、アロマに繋がる成分が増えた」ということでした。
やや粘性を感じるワインからは、まるで黄色い林檎、白い花の蜜、トロピカリーな果実のアロマや、和梨をかじった時のような瑞々しい果実のジュース感も味わえます。
また、石灰を少し含む砂岩質土壌からくるのでしょうか。
清涼感やミネラルがじんわりと長く最後に感じられ、氷見の清々しい空気感や情景が浮かんできます。
んーなんだか美味しくてか噛んじゃうような酸があるんですよね。個人的にも大好きです。
大変なビンテージだったなか、仕上がったワインは、喉から身体にスルスルと染み入る旨さを備えています。
この美味しさは、醸造責任者 田向俊さんをはじめとするスタッフの皆様の並々ならぬ努力を感じます。
最後に
セイズファームのワインを飲んで思う。また氷見に行きたいなぁと。
そんな思いを馳せながら「Bistro Chick麻布十番」では「SAYS FARMシャルドネ」をグラスで提供しております。
とはいえ、数少ないですから早めに!です!
大人気のSAYS FARMのワインを、ぜひ飲みにいらしてください。
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