皆様、こんにちは!
ジャケ買いワインソムリエの岩本すずかです。
お気に入りのスーパー「食品館あおば」について何度か記事をアップしておりますが、
最近では記事を読まれた当店(経営するワインショップWine and Weekend)のお客様からも
「この間行って来たよ!オススメの通りワイン買っちゃった!」
等々、いいお買い物ができたご報告をよく頂くようになりました〜嬉しい限りです!
先日は「食品館あおば深川店」で選んだ、白ワインと料理のマリアージュをテーマにしました。
https://googoofoo.jp/aoba_wine04/
今回は赤ワインと、それに合う料理についてご紹介いたします。
目次
赤ワインの基本品種2つを覚えよう
皆様、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
赤ワイン用ブドウで有名なもの2つといえば・・・
「カベルネ・ソービニョン」と「ピノ・ノワール」ですね。世界中の国々で栽培され、親しまれています。
それぞれの特徴を端的に表しますと、
「カベルネ・ソービニョン」の特徴:
重厚で奥深い、渋み成分(タンニン)も酸味もしっかりと感じられる。チョコレートやカシスのようなニュアンス。
「ピノ・ノワール」の特徴:
軽やかで華やか、上品で綺麗な酸味。イチゴやラズベリーのようなニュアンス。
今回セレクトしたのはこの2本。
右「アルマ・セルシウス/シュヴァリエ・デ・カイユス カベルネ・ソービニョン ヴィエイユ・ヴィーニュ」
左「ラ・クロワザード/ レゼルヴ・ピノ・ノワール」
共に南フランス・ラングドック地方のもの。地中海に面した温暖な気候から生まれる優しいワイン。
これら2種類を、料理に合わせてみましょう。
実践!マリアージュ
「食品館あおば」でのお買い物は、いつも楽しい!
今回購入したあおばお得意の和牛は、青森産5等級。「カレー・シチューなどの煮込み料理に」とあります。これは”買い”です。
その他新鮮なスルメイカや天然エビ、ペコロスといった野菜類などなど。
カベルネ・ソービニョンに合わせてみる
まずはカベルネ・ソービニョンから。
重厚で、長期熟成型が多いブドウ品種。料理もしっかりとしたものを。
ワインと料理の”重さ”、”ボリューム感”にポイントを当てた合わせ方です。
ビーフシチューのように重々しいメニューは、とてもバランスが良し。
デミグラスソースの複雑みある味わいがマッチ。煮込む時にこのワインも少し足して風味をプラスしています。
ちなみにですが、私にとってカベルネ・ソービニョンという品種は・・・・”チョコミント”のようなイメージ!
甘やかさもあり、ミントのような爽やかな酸もあり。
このように「私にとっては○○!」というのは、ブドウ品種の特徴を覚える上で大切にしたい感覚です。
この「シュヴァリエ・デ・カイユス カベルネ・ソービニョン ヴィエイユ・ヴィーニュ」(ワイン名だけで舌を噛みそうですね)は、何を隠そう実力派。
2012年:南仏コープコンクール2013金賞
2013年:カベルネインターナショナルコンクール2014金賞
2014年:フランスIGPコンクール2015金賞
2015年:カベルネインターナショナルコンクール2016金賞
etc..etc…..
と、毎年のように品評会で高評価を受けています。ワイン名にある”ヴィエイユ・ヴィーニュ”とは樹齢の高い”古木”のこと。古木のブドウから造るワインは、より深みが出ます。
料理はビーフシチューの他、牛肉やジビエのステーキ、BBQなど肉肉しくガッツリ行きたい時にオススメです。
ピノ・ノワールに合わせてみる
お次はピノ・ノワールです。
軽やかで、上品な酸味を楽しむブドウ品種。
先ほどの合わせ方、”重さ”に加え、”共通するもの”にポイントを当ててみます。
同じく酸味のあるトマトソースのお料理に、相性良しです。
「赤ワインにはお肉」という固定概念は一旦横に置いて頂き、今回は魚介類&カブをトマト煮に。
食材は全て生から料理するのは大変なので、アサリはむき身の冷凍を購入。中々の大粒で食べ応えアリです!
おつまみにと思い購入したオリーブも、味出しにはもってこいなので投入。
そしていつもはトマトの水煮缶を利用するところですが、前から気になっていた”パッサータ”を。
最近他のスーパーでもよく見かけます。水分多く、濃いトマトジュースのような位置付けで使いやすいですね。
残ったトマト煮は、そのままパスタソースに。
さてこの赤ワイン「ラ・クロワザード/ レゼルヴ・ピノ・ノワール」ですが、フルーティーでチャーミングな味わい。
熟成時の木樽からくるバニラのような香りが、ふわっと感じられます。
いわゆる軽めのミディアムボディタイプですから、魚介やお野菜にも無理なく馴染みます。
実はトマト煮を作る時、隠し味にほんのちょっぴりお醤油をプラスしています。ご飯に合わせたい時に使う裏技です。
最近まことしやかにワイン友達の間で囁かれているのは、「ピノ・ノワールはお醤油に合う」ということ。
マグロのお刺身に合わせたりというのは、もはや定番となりつつあります。
それゆえに今回もお醤油を少し入れることで、ピノ・ノワールに寄り添わせています。
番外編・デザートも
2本の赤ワイン達、数日後までに飲みきれず、残してしまいました。
もったいないオバケが出る前に、デザートに再利用。「バナナのコンポート」とやらを作ってみました。
鍋に水と赤ワイン、家にあったシナモンシュガーを入れて、バナナをコトコト煮ること10分。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、仕上げにレモン汁少々をふりかけて出来上がり。
ヨーグルトの上に乗せても良さそうです。
コスパ良くおウチ飲みを楽しむ!
今回セレクトしたワインは2種類とも、食品館あおばでは1000円以下。お休みの日にはのんびりとお料理しながら、驚きのコスパワインでぜひおウチ飲みを楽しんでみてくださいね!
『食品館あおば深川店』
https://www.bicrise.com/fukagawa/
『ジャケ買いワインのセレクトショップWine and Weekend』
東京都中央区日本橋蛎殻町1-6-9-103
03-6661-1845
https://wineweekend.theshop.jp/