【菓子創作家chiro.meal・おやつ時々ごはん vol.2】秋のバタークッキー〜芋栗南京のディアマン〜

【菓子創作家chiro.meal・おやつ時々ごはん vol.2】秋のバタークッキー〜芋栗南京のディアマン〜

こんにちは!お菓子ばかり焼いている菓子創作家のchiro.mealです。

今回は秋らしい素材を使ったバタークッキーを。

 

ディアマンとは?

クッキーの周りに砂糖がついてキラキラしているのがディアマンクッキー。フランス語でダイヤモンドという意味。クッキーの周りにグラニュー糖をつけると見た目がよくなるだけでなく口に入れた時にグラニュー糖の甘みとシャリシャリした食感を楽しむことができます。

 

 

ディアマンクッキーとアイスボックスクッキーの違い

ディアマンクッキーはアイスボックスクッキーの一種。棒状にしたクッキー生地にグラニュー糖をまぶしてからカットして焼き上げます。厚さを均一にすることで焼き上がりが綺麗になります。厚切りならではのサクサク感とバターのリッチな香りが特徴です。

 

 

ディアマンクッキーのレシピ

 

材料(直径約4cm 12〜14個分) 分量
バター(食塩不使用) 70g
粉砂糖 35g
溶き卵 25g
バニラオイル 3滴
薄力粉 140g
グラニュー糖 適量(周りにまぶす時に使う)

 

基本のディアマンの作り方

1.ボウルにバターを入れそこに粉砂糖をふるい入れ、ゴムベラで馴染ませるように練り混ぜる。

 

※粉砂糖は固まりやすいのでふるってから使うと良い。

 

2.溶き卵を2〜3回に分けて加え、都度混ぜる。卵の水分がなくなってクリーム状になるまで混ぜる。

 

※一度に加えるとバターが分離してしまうので数回に分けて加える。

 

3.バニラオイルを加えて混ぜる。薄力粉をふるって加えボウルの側面に生地を押し付けるようにしてすり混ぜる。

 

※しっかりすり合わせないと焼いた時にひびが入ったり割れたりする原因になる。

 

4.生地を転がして棒状にし、オーブンシートで包み直径3cm、長さ20〜22cmの筒状に整える。冷蔵庫で1時間以上休ませる。

 

※※ラップで包むより転がしてから包んだ方がシワになりにくい。冷やしながら休ませることでグルテンをゆるめる。

 

5.オーブンを170度に予熱し始める。生地の表面に刷毛で水を薄く塗り、表面にグラニュー糖をまぶす。

 

 

6.1.5cmの厚さに切る。

 

※できるだけ厚さを均一にすると焼き上がりも均一になり綺麗に仕上がる。

 

7.オーブンシートまたはシルパンを敷いた天板の上に並べ170度のオーブンで22〜25分焼く。天板ごとケーキクーラーにのせて冷ます。

 

※少しふくらむので間隔をあけて並べる。

 

8.出来上がり

 

 

 

秋色のアレンジ

マロンパウダー、紫芋パウダー、かぼちゃパウダーを使ってほっくりと秋らしく仕上げました。バターの香りと共にふんわりと素材の香りをまとって厚切りのクッキーならではの味わいです。

薄力粉の分量を10g減らしてパウダーを5g加えます。薄力粉と共にふるってから加えます。

 

 

基本のバタークッキーに色々なパウダーを混ぜてアレンジするのも楽しいです。

抹茶やベリー、ほうじ茶など今は様々なパウダーが出ているのでお好みのパウダーを試してみて下さいね。

周りにまぶすグラニュー糖を粒が大きめのクリスタルシュガーに変えるとまた違った見た目になるのでそちらもおすすめです。

 

そろそろ寒くなってきたので次回は冬の焼き菓子を紹介したいと思います。

おやつの時間がちょっとだけ楽しみになるようなレシピを発信していきたいと思いますので次回もお楽しみに♪

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