【まいにちのフレンチキッチンVol.16】夏バテを乗り切る!南仏風ひよこ豆のクレープ

【まいにちのフレンチキッチンVol.16】夏バテを乗り切る!南仏風ひよこ豆のクレープ

日常に取り入れて楽しめるフランスの家庭料理をご紹介しています。竹本です。

いきなり真夏のような暑さが訪れた2022年の6月末・・・もう夏バテを感じる方も少なくないのでは。

夏バテが原因で食欲が落ち、さらに体力が無くなる悪循環。それを防ぐためにも、ごはんはしっかり食べたいところです。
そんな暑い夏に、今日は人気の健康食材「ひよこ豆」の粉末「ベサン粉」を使ったクレープのご紹介です。

 

 

南仏料理の隠れた主役−ひよこ豆

photo by jfC2

 

日本では近年よく見かけるようになったひよこ豆ですが、南仏では昔から日常的に食べられてきた食材でした。ニースではとくにひよこ豆のペーストを揚げた「パニス」とクレープのように薄く焼いた「ソッカ」が名物。ファストフード感覚で屋台で売られています。

味はというと、ご想像通りとてもシンプルな滋味深い味わい。
ひよこ豆は豆の中では糖質を多く含む豆なので、甘味があり、満足感もあります。

今回はこのソッカを参考に、元気を出したい朝の簡単モーニングプレートをご紹介します。
使用するのはひよこ豆を粉末にしたベサン粉ですが、輸入食材店や、フランスの中東食材を扱うインターネットのお店で入手可能です。

 

 

南仏風ひよこ豆のクレープのレシピ(2人分)

 

 

材料 分量
ベサン粉(ひよこ豆粉) 100g
170ml
ひとつまみ
オリーブオイル 大さじ1
<ひよこ豆のクレープに合わせて>  
シュレッドチーズ 大さじ2
2個
生ハム 3枚
レタス 適量

 

作り方

 

 

ベサン粉に水、塩、オリーブオイルを加えてだまがなくなるまでよく混ぜます。

 

 

クレープ用か大きめのフライパンに薄くオリーブオイル(分量外)を引いて、生地を薄く流します。
通常のクレープよりもしっかり目に両面を焼きます。大体3枚ほど焼き上がります。

 

 

チーズを乗せて、適度に溶けたところで折りたたみます。

 

 

目玉焼き、サラダ、生ハムを添えて、塩胡椒とオリーブオイルを適量かけたら完成です。
1枚でも十分腹持ちの良い、これからの季節にぴったりのモーニング。
今年の暑い夏も、健康に乗り切りましょう!

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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