【世界をつなぐおもてなし♪フィンガーフードレシピ vol.2】イラン風ポタージュの作り方

【世界をつなぐおもてなし♪フィンガーフードレシピ  vol.2】イラン風ポタージュの作り方

こんにちは、ゴルマルヤム・マスウード・アンサリーです。

これから、イランの味を知っていただくために、日本で手に入る食材を使った料理をご紹介します。

今日は寒くなってくる秋にオススメのお料理、イラン風ポタージュをご紹介します。

 

 

イランは四季のある国です。北部は、日本のように春夏秋冬と四季が移り変わります。一方、ペルシャ湾に近い南部は一年中夏のよう。日本も四季があります。日本の天気もイランと同じように同時に都市や地域によって大きく異なりますね。イランの北も湿気がありますが、日本の方がずっと湿度が高い。湿度を除けば、日本の気候の変化はイランの北部と非常によく似ています。

 

日本では季節の旬のものを食す、という文化があります。例えば、秋は栗やサンマですよね。イランにも、季節によってその時にしか食べない料理や、その季節には必ず食卓に出さないといけない食材があります。それは、その食材の旬よりも、気温や湿度の変化から身体を守る食材、という考えに重きをおいています。

 

この秋の季節。空気が冷たく乾燥してきたので、体温が低く乾きやすい体質の人はより注意する必要があります。そのため、温かく湿った性質を持つとされる食材を使用します。

にんじん、オリーブ、ナツメヤシ、はちみつ、かぼちゃ、ドライフルーツなどが、温かく湿った食べ物だとされています。これらの食材をより多く使用しましょう。また、マメ科植物、特にえんどう豆を食べることを忘れないでください。

乾燥対策として、揚げ物や焼き物をスープやシチューなどの煮物や水分の多い献立に切り替えて、体の水分を増やすことをお勧めします。

 

イランの味を知っていただくために、日本で手に入る食材を使った料理をお教えてしていきたいと思います。

今日は簡単な秋の料理から始めましょう。秋は一年で最高の季節であり、家族が集まった時のためにおいしい秋の食事を準備することは、大きな喜びです。

今日の料理は非常にシンプルで、短時間で準備ができます。 重要なことは、この料理には肉が使われていないということで、ベジタリアンの方にもおすすめです。 なかなか温かいものが出せないパーティの場でも、この一皿の熱いスープがあると身体が温まります。

 

イラン風ポタージュのレシピ(4〜5人分)

 

 

材料 分量
オリーブオイル 大さじ2杯
中玉ねぎ 1個(みじん切り)
セロリ 2本(みじん切り)
にんにく 2片(すりおろしたもの)
ジャガイモ 900g(さいの目切り)
コリアンダーパウダー 小さじ1杯
パプリカ 小さじ1杯
小さじ1杯
黒コショウ 小さじ4分の1
コンソメ 2つ(900cc/3カップの水に溶かしたもの)
パクチー 1束

 

 

イラン風ポタージュの作り方

1.鍋に油を中火で熱します。玉ねぎとセロリを加え、しんなりするまで炒めます(約6~8分)。にんにくを加えて、さらに1分間炒めます。ジャガイモ、コリアンダー、パプリカ、塩、こしょうを加えて混ぜ、1分間炒めます。

2.溶かしたコンソメを加え、沸騰したら火を弱め、ジャガイモが柔らかくなるまで煮ます(約10~15分)。

3.約2カップのスープをブレンダーに注ぎ、滑らかなピューレになるまでブレンドします。

4.ピューレをスープに戻し、適度な大きさに切ったパクチーの葉を乗せて、熱々で食べます。

 

フランスパンや美味しいご飯とご一緒に、どうぞお召し上がりください。

 

 

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