こんにちは、ゴルマルヤム・マスウード・アンサリーです。
ご存知のように、私の専門はフィンガーフードです。
フィンガーフードとは何か、どのように使われているのか、興味をお持ちの方もいらっしゃると思うので、ご説明しましょう。
目次
フィンガーフードってなに?
フィンガーフードとは、その名の通り、指でつまめる食べ物、一口サイズの食べ物のことです。パーティ、結婚式、誕生日またはセミナー、会食など、人の集まる場でフィンガーフードを味わって、ファンになった方もいるのではないでしょうか?
一部の方々がフィンガーフードは新しいジャンルの食べ物だと思っているようですが、そうではありません。日本の寿司もフィンガーフードのグループに含まれます。
フィンガーフードにはたくさんの種類があるため、それらを分類することは困難ですが、大きく2種類に分けることができます。
1.熱いフィンガーフード:その場で調理され、提供されます。高級な食器を使用することがオススメで、とても優雅な食事となります。
2.冷たいフィンガーフード:調理されたあと冷蔵庫で保管します。小さなパーティ用に用意されます。最近フィンガーフードが世界中で人気を集めるようになった理由は、その種類の多さと食べやすさにあります。4名くらいの少人数のパーティでも、様々な味を体験し楽しむことができます。
フィンガーフードを仕事にした理由
私が、日本でこのフィンガーフードのビジネスを選んだ理由は、2つあります。
まず1つ目は、日本では料理がとてもきれいに小さく盛り付けられているので、既に皆さんが小さなポーションの料理に慣れていること。一度の食事でさまざまな味を体験でき、視覚的な喜びと人の味覚の両方が同時に満たされることを喜ぶお客様が多いこと。
2つ目は、イランのレストランで提供されるコースを違った形で再現したいと思ったこと。イラン料理は、まずサラダなどの酸っぱいものやアペタイザー、それにスープ、そのあと肉料理やシチューといったメインディッシュ、最後にデザートと紅茶で締めます。 そこで、イラン料理のさまざまな味を味わえるように、私は料理を極力フィンガーフード風に提供するように心掛けています。
フィンガーフードはその小ささや食べやすさ、見た目の楽しさなど、ポジティブな点があるため、パーティやメニューで人気を集めています。たとえば, フィンガーフードはフレンドリーなパーティーに素晴らしい選択肢になっています。また、結婚式や立食パーティなどの豪華なパーティにも最適です。イランや欧米では、幼稚園で親も参加するパーティが年に数度あり、フィンガーフードが用いられることがよくあります。
色、形、味、食欲をそそる香りが食卓を彩る、小さなグルメワールド。
これらの素敵な一口サイズの食事の多種多様さは、食卓の配置を視覚的に現代的なスタイルにします。フィンガーフードを召し上がる際には、スプーンやフォークを使用する必要がありません。指でつまんで食べられる一口サイズの食事は野菜、乳製品、パン、タンパク質などのさまざまな組み合わせから作られ、より美しく、食べ飽きることのない食事となります。
それでは、読者の友達が遊びに来られた際に楽しんでもらうための、簡単なフィンガーフードを一緒に作りましょう。
4人分の必要な材料は下記の通りです。料理名はヌードルカップケーキです。
ヌードルカップケーキのレシピ(4人前)
材料 | 分量 |
---|---|
麺(カップ麺の麺のみを使用) | 85g |
卵 | 3個 |
生クリーム | 1/2カップ |
生または冷凍のトウモロコシ粒 | 1/3カップ |
細かく刻んだ赤ピーマン | 1/2個 |
ネギのみじん切り、薄切り | 1本 |
粗くすりおろしたチェダーチーズ | 2/3カップ |
マフィン型のマフィンペーパー | 適量 |
ヌードルカップケーキの作り方
オーブンを180度に加熱します。マフィン型をマフィンペーパーで覆います。
パッケージの指示に従って、麺を調理してください。(調味パウダーなどは使わない)
卵と生クリームをボウルに入れて混ぜてください。とうもろこし、ピーマン、ネギを入れ、チーズは分量の半分だけ加え、かき混ぜます。準備した液体に茹でた麺を注ぎ、マフィン型のマフィンペーパーの均等に分けて、残りのチーズで覆います。
20分間、または完全に火が通って黄金色になるまで焼きます。必要に応じて、追加のピーマンとネギを添えてください。
ぜひパーティを楽しんでくださいね!