こんにちは。KANKIKUこと“環境のきく子”です。
“日本の消費の光景がエコフレンドリーになることを目指します”と掲げて、SDGsに特化したフリーランスの企画営業、地産地消ワークショップを行っている私。
今春に入って思うことがあり、“消費の光景”というのをもっとより多面的に知るために、都内某デパ地下の自然食品店でも働き始めました。
売る側とより多くの消費者の方を目の前に新たな発見が日々ありますが、思うことは日本はプラスチック容器包装が世界で2番目に多いというのは残念ながらうなづけるということ。
とにかくプラスチックにあふれていて、それはビンのお醤油や酒、飲料にしても、一見エコに見えるのですが、運ばれてくるまでには緩衝材でくるまれ、お客様がお買い上げした際には新たな発泡緩衝材で包むので、2重にプラスチックを使い、消費しているということが起きています。
私たちが出すゴミというのは、プラスチック容器包装の場合でも、可燃ごみにしても、“燃やして処理している”と思っていただいて良いと思っています。
プラスチックは容器包装資源として回収されているので、リサイクルされ生まれ変わっている、と思い込んでいる方も多いかもしれませんが、現実的にはいろんな種類のプラスチックが混合しているため、ほとんどはリサイクルされず燃やして処分するのが一番効率的で実際そうされているのです。
しかも、ほとんどは食品の容器包装でちょっと家に持ち帰るため、売れるような見た目にするため、そのちょっとの運搬と販売、保管のために、毎日大量にプラスチックが使われ、あっという間にゴミとなり捨てられ燃やされ、排気を出しているのです。
どうせ燃やしているなら、環境負荷が高いプラスチックではなく紙製素材を燃やすほうがまだましだ、わたしは考えるようになり、紙パック製の商品を選ぶようになりました。
実際に我が家にある紙製パック商品の一部を今日はピックアップしました。
目次
環境のために選び買った“紙パックシリーズ”
料理酒
キャノーラ油
※紙パック製品のメーカーさんにお願いしたいこと。紙パック商品にビニールシュリンクはしないでほしいです。
プラスチック削減になります。牛乳にはシュリンクされてますか?されていませんよね。牛乳パックと同じように思っていただきたいのです。
★最近のお気に入り
紙製パックの長期保存できる国産豆腐(スーパーやヨドバシドットコムで購入できます)
容器持参で、店頭にてお買い物大作戦。
ゴミを減らしたい、という一心で、もはや意地として最近、タッパーなどの容器を持参して買い物もしています。だいたいのお店が快く対応してくださいます。
町の商店街の豆腐店にて。
デパ地下のショーケースのお皿にこんもり販売されている、揚げたてコロッケも、プラスチックパックに入れるところを、容器持参で注文します。
お店の方に、容器を渡して「この容器に●●コロッケ2個、▲▲コロッケ2個を入れて、蓋に値段のラベルを貼ってください」と伝えるのです。
自己満足の域ですが、かさばるプラスチックパックのごみを減らせて気持ち良いです。
エコでおいしくて楽しい満足キムチ作り
以前のマガジンでもお伝えしたキムチのプラボトル容器問題。
【木村きく子のLet’s SDGs ! 通信 vol.2】エコフレンドリーにキムチを買うことはできるのか?~プラスチック削減への模索~ – GOO GOO FOO
その後、わたしはとあるデパートで、瓶入りキムチの素を見つけました。
今まで、唐辛子・いかの塩辛・リンゴ・しょうが・ニンニク・砂糖・昆布だし・ナンプラー他の材料をそれぞれ用意して自作していたキムチですが・・・
国産の良い原材料ですでにベストに配合されている“みんさんのキムチの素”。一気に労力が下がり、キムチ作りも気楽!
これに白菜を塩もみして水気をしっかり絞ったものと、セロリの千切り、ニラを加えて混ぜるだけで、本格的な美味しいキムチが脱プラゴミで作れました!
市販のプラボトル入りキムチを買うこともあったので、その空き容器と漬物ビンに入れたら、なんだかいい感じです。
もはや、意地になっているようなプラ削減のエコライフですが・・・
そんなこんなで、
気づけば、なにも気に留めていなかったあの頃から、プラスチックのごみを半分に減らせるようになりました。
——————————————-
木村きく子の“Let’s ! SDGs通信”でした。また次回のマガジンもよろしくお願いいたします!
日々のKANKIKUのエコな暮らしぶりについてはInstagram@kikuko_kankiku
読むとSDGsが身近に感じられるブログ[KANKIKU For the Future]も併せてどうぞ♪