こんにちは。日本をエコフレンドリーな社会にしてくことをビジョンに推進事業をしています“KANKIKU”こと環境のきく子です。
みなさんは米粉でお料理されたことはありますか？今日は、日本の食の未来を切り開く“米粉”についてです。
これまで、GGFマガジンで味噌、緑茶を熱く語ってきましたが、いよいよ米粉の話をするときがきました（笑）
わたしは2022年に入ってから、“米粉の魅力を学び愉しむワークショップ”を企画開催するなど、米粉推進家としても活動をしています。
キャッチフレーズは“米粉はおいしくて カラダにやさしくて 日本の農業を支えられる”
それは、日本の食料自給率が37％と低いこと、唯一100％近く自給できるのがお米ですが、その米の消費量が減り、米余り問題も起きていることから、農家をやめてしまう方が毎年多く出ているなど、そんな危機感からどうにかしたい！と思いまして・・・
米粉を食べて食料自給率アップしよう！とせっせとPRしているのです。
ワークショップは、都内で数回開催してきましたが、料理教室の先生とタッグを組んで、米粉のチョコレートカップケーキ、ネギとパプリカの米粉卵とじ、米粉のおかずマフィンなどのクッキングレッスンとともに、米粉をおススメしたい理由を環境面からお伝えし、参加者の方々と一緒に学びを深めてきました。
8月夏休みには、東京築地で親子向けワークショップを開催し、日本農業新聞で記事にしていただきました。
そんな米粉推進家のわたしですが・・・
実は2年前まで、米粉の使いかたがよくわからず、買ったものの使い切れず期限を切らしてしまったような人でした・・・
でも、実はそういう「使いかたがイマイチわからない」という方って多いのではないでしょうか。
最近では、グルテンフリーの米粉パン専門店があったり、米粉マイスターの方がシフォンケーキなどのお教室をやられたり、美と健康を気遣う方には米粉はとてもよく使われています。
また、小麦粉の高騰から、国内供給と価格が安定している米粉に注目が集まっていて、小麦粉の代用として米粉を配合した冷凍餃子なども市販されるようになったり、少しずつですが、米粉ブームが来ているんです。
米粉スイーツレシピ本などもよく見かけますが、わたしは常々思っていました。お菓子作りをする人って、一部のお菓子作りが得意な主婦とか、子供が小麦アレルギーで市販のお菓子が食べられないから子供のために米粉で工夫してパンやケーキ、クッキーを作っている、という一部の方なのかなって。
そこで、米粉はお菓子づくりするようなステキでナチュラルな方達だけが使うものじゃなくて、小麦粉のようにお料理にも手軽に使えます、ということでおすすめの使いかた2選をご紹介したいと思います。
目次
米粉のオススメの使いかたその1は・・・お好み焼き！
米粉の種類はどんなものでもOK！道の駅などの農家さんの産直米粉やスーパーでお手頃価格で買える米粉で十分美味しくできます。
米粉のお好み焼きには、キャベツの千切りだけでなく、刻んだネギを入れるのがおすすめ。色と食感が米粉に合います。
わが家では、休日の昼ご飯によくお好み焼きを作ります。小麦粉の代わりに、米粉でお好み焼きを作るのは、コツいらずで誰にでも使いやすくてとってもおすすめです。
というのも、米粉でお好み焼きしてみて！と実家の両親や友人に広めてたらどうやら抜群に好評なのです。
「米粉のお好み焼きはお腹にどーんともたれなくて食後気持ちいい」
「さっぱりもしてて、ふつうの小麦粉のお好み焼きより美味しくて家族に好評だったよ」
「カリッとしてるのになかはふわっとして食感が抜群なんだね」という声が多数。
米粉と卵と水だけでも良いですし、より中身がふわっとした食感にしたいようであればすりおろした山芋を入れるととっても美味しいですよ。
私としては、小麦粉のお好み焼きも香りがいいし大好きなので、家に小麦粉と米粉が中途半端に残っていれば混ぜて使ってももいいと思います。
米粉のオススメの使いかたその2は・・・米粉のホワイトソースグラタン
米粉のホワイトソースで作ったかぼちゃのグラタン BY KANKIKU木村きく子
今、旬のかぼちゃやサツマイモを美味しくグラタンにアレンジ。
米粉で自家製ホワイトソースで美味しくて簡単なグラタンができます！とってもシンプルに。
作り方は、フライパンに、バターとかし、米粉大さじ3杯ほど（適当）を馴染ませ、ミルクを少しずつ足していきながら 弱火でとろみが出るまで木ベラで混ぜ続け、ほんのちょっとのチキンブイヨンをいれてホワイトソースは完了。（すこしぽてっとするくらいがちょうどよい）
かぼちゃやさつまいもを一口大に切り、レンジで五分柔らかく火を通してグラタン皿に乗せて、米粉ホワイトソースをたっぷりかけてシュレッドチーズをのせてオーブンのグリルでぐつぐつと温めて完成。
真っ白なホワイトソースと野菜の色味が映えて素敵な仕上がりになりますよ。
そして、あっさりしているのに、ミルクとバターのコクと野菜の甘みが感じられて、すっきりとした後味。
ご家庭でも、手軽に米粉を使って、ぜひ味わってみていたいだけたら嬉しいです。
これからも、日々の暮らしをエコでハッピーに、主婦目線、ママ目線、元食品メーカー営業、ビジネス目線で“食”についてアプローチしていきたいと思います！次回もどうぞお楽しみに♪
木村きく子の“Let’s ! SDGs通信”でした。また次回のマガジンもよろしくお願いいたします！
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