こんにちは。麹王子です。
台風が過ぎ去り乾燥の季節に入り、風邪やインフルエンザが流行してくる季節。
皆さん、体調管理で気を付けていることは何かありますか?
温活、筋トレ、ファスティング、ヨガ、ランニング、皆さんそれぞれのアクティビティで体調管理をされているかと思います。
しかし、継続するのは大変ですよね。僕も苦手です。
そこで、どんなにルーズな方でも、継続できる体調管理法があります。
それは「毎日の食事」です。
食事が面倒で取らないという場合は珍しいですよね。
お腹が減れば食事をします。
毎日継続して食べています。
そんな毎日の食事に「プロバイオティクス」を取り入れてみると、疲れた身体を癒してくれますよ!
今回は麹にもたくさん含まれている「酵素」や「オリゴ糖」をプロバイオティクスという言葉に沿ってお話していきたいと思います。
今回は、以下3点に簡単にまとめています。
目次
腸を綺麗にするプロバイオティクスとは?
プロバイオティクスとは、アンチバイオティクス(抗生物質)に対して提案された用語であり、「共生」を意味するプロバイオシスを語源としています。
英国のFullerという微生物学者が「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物」と定義されたのが始まりです。
つまりプロバイオティクスとは、お腹に優しく、腸内を綺麗にしてくれる微生物のことを指しています。
プロバイオティクスの代表例としては「乳酸菌」や「ビフィズス菌」が有名ですね!
以下の見出しでご紹介する条件を満たすことが、科学的に証明された特定の菌株となる必要条件です。
つまり以下の条件を満たすことが、プロバイオティクスと考えられているそうです。
プロバイオティクスの条件
プロバイオティクスの条件は、こちらの7点です。
- 安全性が保証されている
- もともと宿主の腸内フローラの一員である
- 胃液、胆汁などに耐えて生きたまま腸に到達できる
- 下部消化管で増殖可能である
- 宿主に対して明らかな有用効果を発揮できる
- 食品などの形態で有効な菌数が維持できる
- 安価かつ容易に取り扱える
プロバイオティクスによって期待できる有益な効果
- 便秘および下痢症の改善効果
- 乳糖不耐症の改善効果
- 免疫機能改善による感染防御・アレルギー抑制効果
- 動脈硬化の予防効果
- 抗腫瘍作用
以上の効果など多数報告されているんです。
海外では、「プロバイオティクス療法」という代替療法が存在しているほど人気があります。
甘酒を効果的に飲むタイミングは?
商品数も各メーカーから豊富に出ていますので、飲み方やタイミングは統一されていません。
そこで、効果的に栄養素を摂取できるタイミングの良い飲み方を3パターンご紹介します。
疲れがなかなか抜けないという方は、ぜひ試してみてください。
甘酒を飲むタイミング①午後から疲れが出やすい方へ
午後から疲れが出やすいと感じる方は、「朝食前に甘酒を飲む」習慣を設けましょう。
甘酒は消化を助けてくれるので、昼食前に体内の循環を促してくれます。
よく「お昼を食べて眠くなってしまうのは、朝食べた物の消化が完全に終わらずに、ランチで追い討ちで消化器官がフル活動になり血液が下に降りているため」と言われていたりもします。
昼食後に眠くなる方や、午後の疲れが抜けない方にはおすすめです。
甘酒を飲むタイミング②疲れを翌日に残したくない方へ
連日の仕事や、休日のアクティビティなどで疲れが溜まっており、翌日に残したくないという人は、「夕食後に甘酒を飲む」のがおすすめです。
胃の消化を促してくれるため、身体の疲れを解消してくれる効果が期待できます。
甘酒を飲むタイミング③眠りが浅い方へ
夜の眠りが浅いと感じる方は、「入浴後に甘酒を飲む」と良いです。
米麹に含まれるグルコースという成分が体内時計をリセットし、交感神経の興奮を抑えます。グルコースというのは炭水化物の副産物で、ブドウ糖とも呼ばれます。
グルコースは細胞呼吸のための最も重要なエネルギー源であるとも言われています。
甘酒は本当に身体に効果的なの?
日々、甘酒を飲んでいる方も多くなってきたと思います。青汁などもそうですが、毎日何かしら健康のために飲んだり食べたりされています。
甘酒に関しては大学などでも研究されており、便秘に有用な食品として検証結果も出ています。
ただし、臨床試験などで使用される甘酒成分と、市販の甘酒では同じようでも、状態が異なります。
1番大きな相違点では「無殺菌(生)」と「殺菌済み」の2種類のタイプがあり、効果も大きく変わる点です。
無殺菌の場合は、衛生上の観点で市場に流通させることができないため、一般のお客様が生の甘酒を飲める機会は酒蔵や味噌屋で作られているものでないと難しいと言えるでしょう。
殺菌済みのものは、酵素や細菌を70度以上で加熱し無菌状態にする事で店頭に出す事ができます。しかし、殺菌していない生の場合は賞味期限が7日ほどになり状態を維持する事が難しいのです。また色味も変化し過発酵し匂いも変化しますので、毎回同じ品質で手に入れることも困難です。
生の甘酒を1週間飲む機会があれば、ぜひお試してください。
身体の細胞や臓器など、隅々まで生きた酵素や善玉菌が働いてくれる効果が期待できます。
また、料理で使う際も生の塩麹は、旨味や変化も違います。とても風味豊かでお肉の食感もふわふわにしてくれます。
乾燥の季節はぜひ毎朝毎晩に温かい甘酒を飲まれてください。
年末年始は忙しくなります!
日々の食生活に少しプラスして酵素を取り入れて行きましょう。
次回は甘酒の美味しいアレンジ方法などをお送りしたいと思います。
いつも有難うございます。
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