日本ワイン放浪者、西一進です。
今回は、長野県須坂市より楠わいなりーさんのピノノワール ロゼ2017年を紹介いたします。
(ホームページより参照)
長野県北信州須坂市にワイナリーがあり、農薬や化学肥料の使用量を抑え、除草剤を使用しない草生栽培を用いて、自然の恵みを最大限に取り込んだ葡萄からワインを作っておられます。
(ホームページより参照)
色合いは美しい紅梅色といいましょうか。やや紫を帯びた淡い赤色。とても落ち着いたトーンで大人の色彩です。
(ホームページより参照)
ロゼ(色の淡い赤)ワインはピチピチとチャーミングに仕上がる事が多いですが、こちらのワインはセニエをせず、ロゼとして今回はリリースしているので、淡い色合いとは裏腹に落ち着きがあり、優しく上品です。
小ぶりな野ばらを連想させる可憐なアロマ。ルイボスやナワシロイチゴのような甘酸っぱさ。苺ジャムのくすぐるような甘やかさと、スパイシーな芳香も奥に佇んでいます
(ホームページより参照)
ぶどうの成熟度が上がらず、厳しいビンテージであった2017年。2年以上瓶熟成を施し、香りが膨らむのを待ってのリリースされたワインは、淑やかに様々な表情をみせてくれます。
楠わいなりーの岩崎様に2017年のロゼについてお話を伺いました。
(ホームページより参照)
正直「2017」は苦労したVTです。「2016」の完売が近付きつつあった頃、「2017」を試飲しましたが薄い色調で、香りも開いておらず『これではリリース出来ない』と判断し、まとまりつつあった「2018」を先にリリース致しました。
更に一年瓶熟成させ昨年1月に再度試飲したところ、第二アロマを纏いつつようやく香りを開いてくれておりました。ただ一点、難しい年を反映し、『色調が弱い、、、』。
弊社「ピノノワール」を評価してくださるお客様の期待や、弊社「ピノノワール」のブランド価値を落とさぬよう、苦渋の全量格下げと致しました。
ただ、いざ販売をすると、大変励みになる嬉しいお言葉を頂く事が多く、人気ワインへと成長しつつあります。
とおっしゃってました。
葡萄の持つポテンシャルとそれを信じた作り手。ブランドへの考え方とセールスへ向けての決断。
2017年というビンテージのこのピノノワール ロゼは僕にとても感慨深いワインとなりました。
ゆったりとノラ・ジョーンズを聴きながら、ワインだけで楽しむのも良いですし。
ライトなシャルキトリー、サーモンやマグロ、お野菜などにも幅広く相性が良いので。 テラスに座ったり、外にマットを敷いたり、ピクニックスタイルで こちらのワインを飲むなんて。これからの季節良いなぁと思ってます。 必飲の一本ですよ!
こちらのワインはBistro Chick 麻布十番でもお召し上がりできます。
在庫次第で下記ネットショップ【Chick Wines】でもご購入が可能です。
https://live-create-group.com/shop_04.html
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