こんにちは。日本はちみつマイスター協会認定講師の信田です。
今回は、「ビーポーレン」をご紹介します。
目次
花粉を集めて丸めたのがビーポーレン
ミツバチが花から花を飛び回って花の蜜を集めるときにミツバチのカラダに沢山の花粉が付きます。これは、お花がミツバチに仕掛けた物々交換のワナ。ミツバチは甘い花の蜜を吸わせてもらう代わりにオシベを別の花のメシベに運びます。
自分で動くことが出来ない花がミツバチの働きのおかげで授粉して実がなったり、勢力範囲を広げることが出来る自然界の法則ですね。
花粉は、ミツバチにとって重要な栄養源です。カラダに付着した花粉を、脚のブラシを使って集めてハチミツ加えて丸めます。これが、ビーポーレンです。
ミツバチとビーポレン
写真提供:日本はちみつマイスター協会
一粒に3万個の花粉がぎっしり
ビーポーレンの一粒には、およそ8千~3万個の花粉が入っているのです。ミツバチにとって大切な食べ物のビーポーレンは、人間にとってもありがたい存在。
古来から世界中で研究されたビーポレンについては「完全なるアルカリ性食品」、「筋肉増強」「疲労回復」「俊敏性向上」「生殖器官の若返り」「大人の背が伸びた」「アレルギー抑制」「シワを伸ばして寿命も伸ばす」「ダイエット効果」「美肌効果」などが数多く報告されています。
ビーポーレン
アンチエイジングのパーフェクトフード
ビーポーレンには、私たちのカラダに必要なタンパク質、糖質、脂質の三大栄養素のほかにアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素が含まれていてパーフェクトフードと呼ばれています。
クレオパトラが登場する紀元前から2世紀頃までのローマ帝政時代のローマ人の作家、大プリニウスの「博物誌」では、ポー川近郊のアベニン山脈の内の村について「村民はハチミツと花粉を食べていたため、大半の村人は100歳以上生きていた」と記述しています。今から2,000年以上も前に100歳時代だったのですね。ミツバチの恵みに驚かされます。
大プリニウス
おいしい食べ方
オシベがミツバチに付いて運ばれるときにオシベを護る固い殻で包まれています。メシベは、すぐに受け入れることが出来ますが、ニンゲンがビーポーレンの恵みを体内に入れるには、水分を含ませると効果的です。
私は、ヨーグルトにティスプーン一杯をパラパラして10~20分ほど待って溶かしてから好みのハチミツをかけて食べています。そのせいか、医者イラズを実感しています。
ヨーグルトにトッピング
水分を含ませている時間がない方には、ビーポーレンをキルギスの白い生はちみつ、エスパルセットハニーに練り込んだ「ビーポーレンwithハニー」がありますので、お試しください。
ビーポーレンwithハニー
写真:日本はちみつマイスター協会/信長江美/信田陽吉 イラスト:池田美佳
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青山ファーマーズマーケット 6月11日、18日、25日
恵比寿ガーデンプレイスマルシェ 6月12日、26日