お料理クラブパルタージュの竹本です。
食卓が少し華やかになるフランス家庭的なお料理や生活の知恵をご紹介します。
夏の食材が並ぶ季節になってきました。食品館あおばにも、ヤングーコーンやベビーホタテが売り場に登場しています。
ベビーコーンもベビーホタテも、とうもろこしやホタテが大きくなる前の今の季節だけ楽しめる食材。小さくても美味しさをしっかりと蓄えたこれら2つの食材と、食品館あおばのこだわり食材を使って、今回はクラムチャウダーを作ります。
目次
フランス生まれ、アメリカ育ち
クラムチャウダーは、アメリカの郷土料理として知られています。そのルーツはフランスにあると言われていて、”チャウダー”という名前もフランス語で大鍋を意味する”chaudière(ショーディエール)”から来ているという説があります。アメリカに流れ着いたフランス人の漁師が伝えたとか、発祥には諸説ある料理です。
ただフランス生まれというのも頷ける話で、フランスの家庭でスープは日常の定番料理。食材を牛乳で煮込む簡単なスープもよく作られています。
クラムチャウダーは手軽に作れて、ボリュームも十分。シチューのようなコクもあり、ちょっと食卓に”よそゆき”な雰囲気もプラスしてくれます。
本来はホンビノス貝やアサリを使いますが、今回はベビーホタテを使用。食品館あおば自慢の、濃厚な風味が美味しい産地直送牛乳と、あおばが作ったおいしい味のりも使った今だけのクラムチャウダーです。
ヤングコーンとベビーホタテのクラムチャウダーの作り方(2人分)
材料 | 分量 |
---|---|
産地直送牛乳 | 300ml |
ベビーホタテ | 1パック(殻付きの状態で250gほど) |
ヤングコーン | 4本(皮を剥いて髭を取っておく) |
ジャガイモ | 小3個 |
玉ねぎ | 1/8個 |
ベーコン | 20g |
バター(有塩) | 10g |
イタリアンパセリ | 適量 |
塩こしょう | 適量 |
白ワイン | 大さじ3 |
以前カッテージチーズのレシピでもご紹介しましたが、食品館あおばの産地直送牛乳のすごいところは、200円以下の価格で、高級牛乳顔負けのミルク感と乳脂肪分が楽しめるところ。
ミルクをたっぷり使うクラムチャウダーにも最適です。バターを控えめにしてもコクを感じる仕上がりになります。
ヤングコーンとベビーホタテのクラムチャウダー レシピ
ベビーホタテを殻付きの状態で水の中でよくこすり洗いして、表面に着いた汚れを落とします。
洗い終わったら貝を鍋に移し、バターと白ワインを加えて鍋の蓋を閉め、中火で加熱して白ワイン蒸しの状態にします。
3分ほどしたら貝の口が開くので、鍋から貝を取り出し、身を貝殻から取り出しておきます。
ホタテのエキスと白ワインが残った鍋に、短冊状に切った玉ねぎとベーコンを加え、中火で玉ねぎが透き通るまで加熱します。
1cmほどの角切りにしたジャガイモと3cmほどの長さに斜めに切ったヤングコーンも加え、塩こしょうをして軽く火を入れます。
牛乳を加え、弱火で15分ほど加熱。ジャガイモが十分柔らかくなったらイタリアンパセリ、取っておいたホタテの身を加え、1分ほど加熱をし、塩で味を整えます。
お皿に盛り付けたら、「あおばが作ったパリッと美味しい味のり」を少々乗せて完成です。
磯の香りと旨味が加わって、アクセントになりますよ。
皆さんもお近くの食品館あおばに、こだわり食材を探しに行きませんか。