【パスタクリエイター梅津の食品館あおばレポート Vol.1】ベーコン風味のミルクフォームの作り方

【パスタクリエイター梅津の食品館あおばレポート Vol.1】ベーコン風味のミルクフォームの作り方

こんにちは、パスタクリエイター梅津信吾です!

食品館あおばの深川店・田無店に行って以来品揃えの良さと品質の高さから非常に好きなスーパーなのです。いかんせん自宅から遠く、通うことは出来なかったのですが、今回比較的近い自由ヶ丘店にあると知って行ってきました。

 

 

自由ヶ丘店のレポート

自由ヶ丘店は郊外店に比べて大きくはないものの、立地と周辺の物価を考えると非常に使いやすいスーパーです。鮮魚に関しては以前お世話になっていた西武渋谷の地下にある『魚喜』さんが入っています。あおばさんはデパ地下に入るような良い鮮魚会社が各店に入っているようなので、非常にポイント高いです。

 

 

買ってきたもの

今回はあおばさんのPBに注目、買ってきたのはまずベーコン。

 

 

通常のベーコンは『湿塩法』という手法で作られます。ソミュールという液体に浸すのですが『乾塩法』は水分を加えず、人の手によって塩を中心とした調味料を直接肉に刷り込みます。

 

その結果

 

  • 手間がかかる
  • 塩漬け期間が長い
  • 塩抜きが必要
  • と欠点がある反面、

     

  • 強く肉の旨みが凝縮される
  • 肉の品質が高ければ、その肉の力を引き出してくれる
  •  

    そんな製法です。

    いつも食べているベーコンと比べて肉質感が非常にあり、そのまま食べても美味しいです。

     

    そして牛乳

     

     

    あおばさんの成分無調整牛乳は北海道で作られているのですが、臭さがほとんどなく口当たりが優しい。しかも、余韻が長く、こくもある非常にバランスの良い牛乳でした。

    そのまま飲んでも美味しいのですが料理に使いやすいと思い、セージ(ハーブも豊富な品揃え)、チコリ、グリーンピースを購入しパスタに使いました。

     

     

    パスタを作ってみた

    今回はハンカチパスタと呼ばれる生地と生地の間にハーブや食用花を挟んでパスタマシーンで折り直すパスタです。形状は幅広の『パッパルデッレ』。

     

     

    パッパルデッレはイタリア中部のトスカーナ(州都フィレンツェ)で食されるパスタでクリームやミートソース等の濃厚ソースとの相性が良くタリアテッレの倍以上の幅です。

     

     

    グリーンピースの煮汁とあおばさんのベーコンで出汁を取ってソースのベースにしたパスタですが、自宅で再現するのは難しいと思うので、今回は添えたベーコンの風味をまとわせた『泡』の作り方をお教えします。

     

     

    ミルクフォームのやり方

    レストランなどで見かける『カプチーノ仕立て』ですがやり方は至って簡単。100均で売っているミルクフォームが簡単に出来るホイッパーを使います。本来カプチーノを作る際に手軽に出来る道具なのですが、手軽に攪拌出来るので一つあると便利です。

     

    ミルクフォームの材料

    材料 分量
    牛乳 150ml
    ベーコン 30g
    少々

     

    まず小鍋に牛乳と棒状に切ったベーコンを入れて温めますが、注意して欲しい事が弱火でゆっくり温めること。牛乳は高温で加熱しすぎると分離するためです。僕は温度計を挿しますが、持っていない方はホットミルクを飲む手前を目安にしてください。

     

    ザルなどで濾してベーコンを取り除き、再び小鍋で温めながらホイッパーで攪拌します。コツとしては傾けて牛乳の表面付近を中心に空気を沢山含ませる事です。

     

     

    最後に塩少々を加えてさっと混ぜ合わせて味を決めます。この泡は茹でたじゃがいもにかけても美味しいですし、見栄えが良いのでポタージュの上に飾るなど、記念日やホームパーティで使えます。

     

    自身の料理作品を集めたポートフォリオです。是非見ていただけると嬉しいです!

    https://umezoo7676.myportfolio.com

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