皆さんこんにちは!
ケーキプランナーのタカコマムです。
笑顔を咲かせるケーキレシピをご紹介しています。
突然の来客。「おもてなしの用意ができていない!」と皆さん困ったことはありませんか?
家の近くにケーキ屋さんがあれば助かりますが、お店が休業日であったり、距離が遠かったりと、すぐに購入できない場合もありますよね。
「ケーキって、1から材料を揃えないと作れない!」と思っている方も多いのでは?
今回は家にある材料で作れる、おもてなしにぴったりの「チョコシフォンケーキのレシピ」をご紹介します。
目次
チョコシフォンケーキの生地の特徴

一般的にスポンジ生地を作る製法には、「共立法」と「別立法」の2種類があります。
「共立法」とは、卵を全卵のまま泡立てる製法です 。
別立法の生地より気泡量は少なく、しっとりときめ細かいのが特徴的です。柔らかくて流れやすいので型に入れるかプレートに流して焼きます。
一方「別立法」は、卵黄と卵白を分けて泡立てる製法です。
気泡がこわれにくく、固さがあるので、絞りだして形をつけて焼く場合に適しています。また、よく膨らんだ、ややきめが粗く軽いスポンジを作ることができますよ 。
今回ご紹介するチョコシフォンケーキのレシピでは、「別立法」でスポンジを作っていきます。
チョコシフォンケーキの材料
| 卵黄生地の材料 | |
|---|---|
| 材料 | 分量 |
| 卵黄 | 2個 |
| グラニュー糖 | 大さじ5 |
| 水 | 大さじ5 |
| サラダ油 | 大さじ5 |
| 小麦粉 | 1/2カップ |
| ココアパウダー | 大さじ2 |
| ベーキングパウダー | 小さじ2 |
| 重曹 | 小さじ1/4 |
| 塩 | 少々 |
| メレンゲの材料 | |
|---|---|
| 材料 | 分量 |
| 卵白 | 3個 |
| グラニュー糖 | 小さじ2 |
用意する調理器具
| 調理器具 | 個数 |
|---|---|
| 15㎝のシフォン型(紙の型でも代用可) | 1 |
| ハンドミキサー | 1 |
| ゴムベラ | 1 |
| ボール | 2 |
チョコレートシフォンケーキの作り方
チョコレートシフォンケーキのレシピは、以下の3ステップに分けてご紹介します。
それでは、早速作り方を見ていきましょう。
1.卵黄生地の作り方
① 卵黄2個にグラニュー糖を3回に分けて混ぜ合わせる。

②サラダ油を少量ずつ、止まることなく入れながら混ぜる。
【ポイント】
高速の回転で混ぜるのがポイントです。カスタードの様にクリーム状になり、色目も薄い黄色になるまで混ぜます。

③水を油より多めの量を止まることなく入れて混ぜる。
【ポイント】
低速回転でゆっくりと混ぜましょう。油に水を合わせるので、ゆっくりと馴染ませると、しゃぶしゃぶとした感覚になります。

④粉類(小麦粉・ココアパウダー・ベーキングパウダー)を振るってから、2回に分けて混ぜる。

こちらで、卵黄生地の出来上がりです。

2.メレンゲの作り方
① 卵白3個にグラニュー糖をいれ、ツノが立つまで混ぜ合わせる。
【ポイント】
ハンドミキサーでメレンゲができあがったら、最後はご自身の手で、ホイッパーでクルクルと混ぜると気泡が細かい気泡になり、ツヤがでます。
メレンゲは時間が経つと分離してしまうため、メレンゲを加える時は必ずホイッパーで細かい気泡にしてから混ぜ合わせてくださいね。

3.生地を合わせる
①ゴムベラを使って、卵黄生地にメレンゲを1/3ずつ、卵黄生地の中に入れて混ぜ合わせる。


②混ぜ合わせたら型に流し入れ、オーブンで170度、30分焼く。

~30分経過後~

③焼きあがり後、型を逆さにして冷ます。
【ポイント】
型を逆さにしないと、生地が沈んでしまいますので注意が必要です。

④粗熱がとれ、冷えたら型から外して完成。

これで出来上がりです 。
カットして、生クリームを添えてお召し上がりくださいね。
お時間がある場合には、生クリームでデコレーションすると華やかな感じになりますよ。

タカコマムからのワンポイントアドバイス

メレンゲを泡立てて、「ツノがたっているか?」を確認する時は、ビーター(泡立て器)をゆっくりもちあげ、ツノの固さをみてください。
固いツノになった場合は、混ぜにくくなるので注意しましょう。
固くゴロゴロ状態になった場合は、優しくメレンゲを潰す様な感じで混ぜると、混ざりやすくなりますよ。
みなさん、笑顔いっぱい、美味しさいっぱいのタカコマムケーキをぜひお試しくださいね。
次回のレシピは、吉本興業の方も作りに来た『簡単キャラメルバナナケーキ』です 。
自宅でできるキャラメルソースもご紹介しますのでお楽しみに!