皆様、こんにちは!
ジャケ買いワイン専門家の岩本すずかです。
私の経営するジャケ買い専門ワインショップ「Wine and Weekend」では、ラベルデザインから読み取れる「味」「生産者の想い」「ストーリー」を感じられるユニークなボトルをセレクトしています。
先日は、当店オープン3周年を記念し、ワイン会を開催いたしました。”ワイン会”と言うと堅苦しそうですが、専門知識を語り合うのではなく、カジュアルで賑やかな雰囲気のなかワインを愉しみます。
今回は、ワイン会でご用意した「おもてなしの心」を伝えるジャケ買いワイン6選をご紹介します。
目次
「おもてなしの心」を伝えるジャケ買いワイン
ワインのラベルデザインには、生産者の想い、味、ストーリーなどのメッセージが込められています。
ワインを贈る相手に合わせてラベルデザインを選べば、さまざまな想いを伝えることができます。
今回は、ジャケ買い専門ワインショップ「Wine and Weekend」の3周年を記念して、店主である私からお客様への「おもてなしの心」をワインに込めて、以下のラインナップをご用意しました。
(ワイン会のワインリスト)
ワインセレクトのテーマは、「感謝の気持ち」「3周年の“3”」「ご縁」の3つです。
それでは、ワイン会にご用意した「おすすめのジャケ買いワイン6選」をストーリーと共にご紹介します。
おすすめジャケ買いワイン1「キュヴェ・ナミダ」
1本目は、フランスのシャンパーニュ「キュヴェ・ナミダ」と名前の付けられた日本限定ラベルのワイン。2019年に発売されたばかりの新作品です。
生産者のジャニソン・ヴァラドンの当主、シリスさんは「キュヴェ・ナミダ」について、以下のコメントを残しています。
「来日する度に、日本の皆様の優しさや暖かい心に感動して泣いてしまいます。ずっと、日本の皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思ってまいりましたが、今回僕の思いを込めた特別エチケットを創作いたしました。」
私も同様に「Wine and Weekend」オープン以来、3年の間にお越しくださったお客様には、感謝してもしきれないほどです・・・ううっ(ナミダ)
おすすめジャケ買いワイン2「アルバリーニョ」
2本目は、スペインのワインブランド、ガジェーゴス・デ・ジュビア・イ・カルマが手がける白ワインの「アルバリーニョ」です。
可愛い「3」匹のペンギンちゃんがラベルに描かれています。
キュートでありながらも、味わいは他のワインに劣らない実力派。魚介類を使った料理に非常に相性の良いワインです。
2019年には「Catavinum World Wine & Spirits Competition (CWWSC)」で金賞を受賞しています。
おすすめジャケ買いワイン3「エマニュエル・トレスブランコ」
3本目は、アメリカ・カリフォルニアのサンタバーバラから、「3」と大きく描かれたエマニュエル・トレスの白ワイン「ブランコ」。
ワイナリー名の「トレス」はスペイン語で「3」という数字を意味します。
オープン3周年にぴったりのネーミングです。また、3に関連する結婚記念日や誕生日などのお祝い事にもおすすめのワインラベルです。
おすすめジャケ買いワイン4「1+1=3」
お次は、コース料理の中間におすすめしたい、お口直しにさっぱりとした味わいが特徴のスペインのロゼスパークリング(カヴァ)。
カヴァとは、スペインにおけるシャンパン製法で作られる「スパークリングワイン」を指します。
ラベルには「1+1=3(ウ・メス・ウ・ファン・トレス)」と、不思議なネーミングが付けられています。
実は、二つの名門ワイナリー、ピニョル家とエステーべ家がタッグを組んで手がけた素晴らしいカヴァで、「力を合わせることによる相乗効果で1+1=3にもなる!」という想いが込められていたのです。
おすすめジャケ買いワイン5「エマニュエル・トレスティント」
続いては、3つ目にご紹介したエマニュエル・トレスの赤ワインをご用意。
上品な美味しさの「テンプラニーリョ」と呼ばれるブドウを使用しています。
生産地のカリフォルニアでは、珍しい品種のブドウです。
おすすめジャケ買いワイン6「ジンファンデル」
6本目は、冷涼な気候を持つ北部セントヘレナのワイナリー、シダーヴィル・ヴィンヤードの「ジンファンデル」。
私は4年ほど前までアメリカ系航空会社でCAをしておりました。当時の先輩である村田みづ穂さんが、現在もCAとしてフライトをこなしながらも「シダーヴィル」を日本に輸入するマーケティングを行っていらっしゃいます。
私は退職したものの、村田さんを始め元同僚のみんなと今でも繋がり、当店を応援してくれています。
やはり私の過去のルーツである、アメリカという国と、ワイン業界へ足を踏み入れるきっかけにもなったCAという楽しいお仕事、そしてそこで得た友人達へ、これからも感謝の気持ちを忘れずにいたい気持ちから「シダーヴィル」をセレクトしました。
ワインを持ち込めるレストランの特徴とは?
レストランの中には、お好きなワインを持ち込めるお店があります。ワインの持ち込みを、一般的には「BYO(Bring Your Own)」と呼びます。
BYOを許可しているお店では、ジャケ買いで選んだワインを、大切な人と一緒に楽しむことができるのでおすすめです。
今回のワイン会は、広尾の一軒家風フレンチビストロ「ぺりかん」にて開催されました。ぺりかんは、お好きなワインを持ち込めるBYOのお店であり、ワインに合わせた料理の相談も受けてくれます。
軽めのフィンガーフードから、ボリュームのあるメイン料理まで、お越しいただいた18名のお客様と一緒に食事を愉しみました。
「フィンガーフード」
「ガスパチョ」
「ローストポーク」
ストーリーでワインを選ぶとパーティーは楽しくなる!
ジャケ買いワインを選ぶコツは、贈る相手に合わせてワインラベルを選ぶことです。
たとえば、3周年記念をテーマに「3」の付くラベルを選ぶなど、贈る相手に紐づいたストーリーのあるワインを選べば、パーティーでのちょっとした話題の種となります。
ぜひユニークなジャケ買いワインで、パーティーを盛り上げてみてくださいね。
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