お料理クラブパルタージュの竹本です。フランス家庭のまいにちの食卓の工夫をお伝えしています。
「食材を調理する」というと、焼く、煮る、蒸す、つまり「火を入れる」ことを真っ先に思い浮かべますが、「漬ける」というのも立派な調理です。しかも簡単で時間がかからないのが素晴らしいところ。
フランス料理には「マリネ」という調理の方法がありますが、食材をヴィネガー(酢)やレモンに漬けることで適度に酸味がついて食欲を増してくれるので、食欲が落ちやすいこれからの季節にはぜひとも取り入れたいところ。
私もフランスにいた頃は今の季節になると、夏野菜をフライパンで焼いてからマリネした常備菜をバットにたくさん作って、常備菜にしていました。漬けて時間が経つと食感や味わいも全く違うもののように変身していて、マリネは「火」の代わりに「時間」が食材に美味しくしてくれることを実感します。
目次
浅漬けの素でつくる美味しさたっぷりのマリネ
フランスでは夏の常備菜として人気の高いマリネですが、酸っぱくてちょっと苦手・・・そんな方はぜひ浅漬けの素を活用するのがオススメです。
寿がきや食品さんは、あの名古屋で有名な「スガキヤラーメン」のメーカーさん。ラーメン以外にも、そばつゆや浅漬けの素も作られているのです。
浅漬けの素は昆布と白えびの旨味がしっかりと効いていて、がごめ昆布の粘りが特徴的。
旨味を含んだ昆布の粘りが食材を包み込み、美味しさを中まで浸透させることができます。
今回は寿がきや食品株式会社さまからご提供いただいた「浅漬けの素 あわせだし」を使って、夏のこの時期に食べたい「カプレーゼ風マリネサラダ」を作りたいと思います。
浅漬けの素でつくる カプレーゼ風マリネサラダの作り方(2人分)
材料 | 分量 |
---|---|
寿がきや 浅漬けの素あわせだし | 1袋(9.7g) |
モッツァレラチーズ | 1個 |
完熟トマト | 中1個 |
水菜 | 1/2袋 |
クルトン | 大さじ2 |
白ワインヴィネガー | 大さじ2(マリネ用に大さじ1、ドレッシング用に大さじ1) |
オリーブオイル | 大さじ1 |