はじめまして。満ちる木の葉っぱの子と書いて満木葉子と申します。
“日本茶アンバサダー協会”という日本茶のファンを増やす活動をしている団体の代表をしています。
こちらの連載では、日本茶に興味はあるけれどどこから初めていいかわからない、
そんな方が日本茶を気軽に楽しめるようになるお手伝いをさせていただきますね。
最初に“日本茶”とは何かを考えてみましょう。
- 日本で栽培されたお茶?
- 日本で製造されたお茶?
日本茶を考えるにあたってさらに遡って、“お茶”とは何かを明らかにしましょう。
お茶とは、チャノキ=学名カメリア・シネンシス・シネンシス(中国種)、カメリア・シネンシス・ アッサミカ(アッサム種)を原料として製造したもののことです。
では日本茶は?
日本茶については明確な定義はありません。これが答えです。
たとえばこんな商品があります。
ブラジル新茶!
山本山が1970年からブラジルで栽培を始めたものです。
日本では栽培されていませんが、日本茶ですよね?(と、わたしは思います)
烏龍茶!
鹿児島のJAあおぞら茶業センターが志布志のお茶で作った国産の烏龍茶です。
烏龍茶ですが、これは中国茶ではなく日本茶ですよね?(と、わたしは思います)
どう思うかは立ち位置によって違いますが、
この連載では、チャノキを原料として、日本でまたは日本主導で、栽培または製造されたお茶(ちょっとわかりづらいですね・・・笑)を日本茶として進めたいと思います。
それではまた次回!