【弁当博士・遠藤 雅文】食品館あおばジャンボパックをどう使う?(鶏の胸肉編)

【弁当博士・遠藤 雅文】食品館あおばジャンボパックをどう使う?(鶏の胸肉編)

こんにちは、ChefのEndyです。

スーパー・食品館あおばの肉のコーナーで見かけるジャンボパック、メガパック。

豚バラスライス、鶏もも肉、豚小間肉、鶏胸肉などよりどりみどり。しかしあの量を前にすると怖気づいてしまう。「どうやって美味しく使い切るか。」悩んでしまう。

鶏もも肉を買って毎日チキンカレーにするわけにもいかない、、、。

そこでひとつのアイデアとして参考にしていただければと思います。

 

 

 

ジャンボパックを購入するにあたって

  1. 買う前に下処理する時間があるか考える。
  2. 冷凍庫を使う。
  3. 週間メニューを決める。
  4. すべて下処理する。

 

この4つを行えば、ジャンボパックは恐れるに足らず。

 

買う前に下処理する時間があるか考える。

 

買う時は少し調理するのに時間がかけられる日にすること。そうすることにより下処理を購入日に終わらせストレスフリーにできる。いつまでも冷蔵庫にいると「いつまでに使わないと。今日使わないと消費期限がきてしまう。」など考えてしまうからです。それは、ストレスになるし、フードロスに繋がりやすい。安く手に入れても捨ててしまったら本末転倒です。

 

冷凍庫を使う。

 

下処理したすべて冷蔵庫に入れて使い切るこれがベストですが、常に冷蔵庫にスペースがあるわけでもなく、毎日同じ食材を食べるのも辛いでしょう。そこで冷凍庫が活躍するわけです。冷凍すれば、2週間は保存できます。物によっては1か月。4種類作ったとして、2種類は今日と3日後。その他2種類は来週と再来週といった感じで分ければいいわけです。

 

週間メニューを決める。

 

少し大げさに言っていますが、買ったこのジャンボパックの分だけでも決めておくだけでも、捨てずに使い切ることができます。カレンダーにメニューを書いておき、買い物前にチェックしながら運用する。活用できれば冷蔵庫、冷凍庫で失踪することはなくなります。

 

すべて下処理する。

 

下処理することにより、調理時間の時短に繋がります。購入時は少し時間をとられてしまうけれども、ここで下処理できれば、他の日はすぐに調理でき時短に繋がります。

 

 

下処理例:鶏胸肉

 

  1. チキン胡麻サラダ(購入日に食べる分)
  2. チキンほぐし身をラップに包んで冷凍。(サラダや、棒棒鶏などに使う。)
  3. タンドリーの漬けダレを作り、鶏肉を袋に入れて冷凍。
  4. ひと口に切り、100gずつラップして冷凍。(親子丼や煮込みうどんに使う。)
  5. 焼肉のタレを使って鶏肉と野菜を入れて軽くもんでから冷蔵庫へ(3日以内に食べない時は冷凍してもOK)

 

1.チキン胡麻サラダ(2人前)

材料 分量
鶏胸肉 100g
大根 100g
人参 50g
小松菜 50g
生姜のチューブ 5g
市販の胡麻ドレッシング 40g
適量

 

・鶏胸肉を用意し、ひと塊を1/4カットして鍋に入れ生姜と鶏を入れた後鶏が被るくらい水を入れて火にかける。

・沸騰したら弱火にして、10-15分くらい火にかけた後、火を止めて冷ます。

・冷めたら鶏だけを取り出し、ほぐす。(ゆで汁はスープにすると美味しいです。)

・大根、人参は拍子切り、小松菜は大根の長さにそろえてカットします。

 

 

・たっぷりの水に人参を入れ塩加えて火にかけます。沸騰したら大根を入れ、再沸騰したら、小松菜を入れます。小松菜に火が入ったらザルにあけ、丘揚げします。

・鶏も野菜も冷めたらボウルに入れ胡麻ドレッシングで和えます。(辛いのが好きな人は辣油を加えると味に広がりがでます。)

 

 

2.1を参照

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3.タンドリーの漬けダレを作り、鶏肉を袋に入れて冷凍。

材料 分量
鶏胸肉 300g
玉ねぎ 100g
ヨーグルト(加糖) 100g
醤油 30g
カレー粉 10g
ケチャップ 30g

 

・鶏胸肉をひと口大のスライスにする。

・玉ねぎを2㎝幅のスライスにする。

・袋に調味料、鶏胸肉、玉ねぎをいれ揉む。

 

 

・その日に調理する場合は30分くらい冷蔵庫で寝かせましょう。(冷凍する場合は揉んだ後なるべく平らにして冷凍しましょう。)

・調理するときは、袋の食材をすべて入れて、蓋をした後火をつけ弱火で15分ほど蒸し焼きにします。(10分経った頃蓋を開けて水分が十分か確認、焦げ始めていたら水を100g足して蓋をして5分弱火で火にかけましょう。水分があればそのまま蓋をして5分火にかけましょう。)

・竹串を刺して血がでてこなければ調理完了。もし血が出てきたらもう5分調理し、竹串を刺して確認してください。火が入ったら盛り付け。

 

4.ひと口に切り、100gずつラップして冷凍。(親子丼や煮込みうどんに使う。)

 

 

5.焼肉のタレを使って鶏肉と野菜を入れて軽くもんでから冷蔵庫へ(3日以内に食べない時は冷凍してもOK)

材料 分量
鶏胸肉 200g
玉ねぎ 100g
ナス 100g
ピーマン 3個
赤パプリカ 半分
黄パプリカ 半分
市販の焼肉のたれ 100g
胡麻油 30g
大豆油 15g

 

・鶏胸肉はひと口大にスライス。

・玉ねぎは2cmスライス、ナスは縦に半分にして、4cm程度の斜めスライス、厚さは2cm。ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカは2cm程度の厚さにスライス。

・袋に鶏肉、カットした野菜、調味料を入れ、軽くもむ。30分経ってから調理。(冷凍する場合は揉んだ後なるべく平らにして冷凍しましょう。)

 

 

 

・調理するときは、袋の食材の鶏を取り出し、フライパンに油を敷いた後鶏を入れ火にかけて中火で両面焼き、その後袋の食材をすべて入れ、蓋をして蒸し焼きにする。

・10分経ったら火が入っているか確認する。火が入っていたら盛り付け。

 

 

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