【岩本すずかソムリエが提案】食品館あおばと日本産新酒ワインをマリアージュ!

【岩本すずかソムリエが提案】食品館あおばと日本産新酒ワインをマリアージュ!

皆様、こんにちは!
ジャケ買いワインソムリエの岩本すずかです。

私が経営するワインショップWine and Weekendから徒歩15分、歩数計の結果を楽しみにしながら通うスーパーの「食品館あおば深川店」(←日頃の運動不足がバレます)。

美味しそうな食材を広い店内であれこれお買い物するのは、ちょっとした気分転換にもなります。


ところで11月といえばワイン業界では、多くの国で「新酒ワイン」がリリースされる時期です。今回は日本の新酒ワインで作る当店限定オリジナルラベルの白ワインと、食品館あおばで購入した食材料理とのマリアージュをご紹介します。

 

 

毎月届く定期便、11月のテーマは

ところで当店では、毎月2本オススメワインをお届けする定期便「ワインクラブ」をリリースしています。

11月のセレクトテーマはもちろん・・・「新酒ワイン」!
日本と、イタリアの新酒から選びました。

本記事では日本の新酒ワインを解説いたします。
(イタリアの新酒についてはこちらの記事から)

 

 

※日本における新酒ワインとは

日本はヨーロッパのように国としての新酒の法律というのはありませんが、ワイン大国・山梨県は、独自でルールを決めています。
山梨県ワイン酒造組合が中心となって、2008年に制度を整えました。それによると「山梨ヌーヴォー」としてリリースされるのは11月3日が解禁日。そしてブドウの品種は日本が誇る地ブドウ、白ワインは甲州種、赤ワインはマスカットベーリーA種に限られます。

 

 

下町のワイナリー

少し意外に思われるかもしれませんが、江東区の門前仲町に小さな醸造所があります。食品館あおば深川店からも近く、徒歩10分ほど。郊外でなく都心部にオープンされたいわゆる”都市型ワイナリー”ですね。

「深川ワイナリー東京」は、”下町の地元の方にも気軽に親しんで頂けるようなワイナリーを”ということで、2016年に設立されました。

 

 

(ワイナリーHPより引用)

 

比較的こぢんまりとしたスペースで、この写真のように大きなステンレスのタンクがいくつか並びワインを造っています。

 

 

ワイナリーに併設する試飲スペースでは、醸造している様子を眺めながら飲むことができます。

姉妹ワイナリーにはこの門前仲町の他にもあり、渋谷の宮下パークの中にもレストランをオープンしその中に醸造スペースが。
さらに大阪の伊丹空港の中にも、なんと世界で唯一!空港の中に同様のレストラン&醸造所を作り、滑走路を飛び立つ飛行機を眺めながら飲めるのです。

 

 

モノ作り、コト作り

深川ワイナリー東京が大切にしているのは、ワインという”モノ”を作っていながら、同時に”コト”=体験作りをとても重視すること。

例えばワイナリーの隣にある海洋大学との産学連携プロジェクトとして、ワインを東京湾に沈めて深度や期間で味わいはどのように変化するのかという”海中熟成”実験を行なっています。

 

 

ボトルを海に沈める際にはお客様が集まって、みんなで一緒に沈めるセレモニーを。

 

 

 

また他にもブドウ農家さんのところへバスで行く収穫体験ツアーを開催し、その収穫したばかりのブドウを醸造するボランティアを募ったり。

 

 

 

ワイナリーってちょっと謎のベールに包まれてるようなところがありますが、こちらではお客様とワイナリーが一緒になって体験できるというところがとても楽しいですよね。

 

 

当店限定オリジナルワイン

そんな深川ワイナリー東京のワイン。当店では毎年、出来立てホヤホヤの新酒で限定オリジナルラベルワインを作って頂いております。
その名も「スージー・エアライン」!2017年から続き、今年で5回目となります。

 

 

 

前職である客室乗務員姿のモチーフで、店主である私”スージー”と深川ワイナリー東京のキャラクター”ワインマン”とのコラボデザインです。

 

実はこのデザイン、元同僚で今や店をお手伝いしてくれているスタッフがサラサラっと描いてくれた絵を落とし込んだもの。

 

 

思い入れあるデザインは、まさにコト作り=素敵な体験となりますね。

 

 

山形県産ブドウの日本ワイン

 

 

さてこの「スージー・エアライン2021」、中身の方はどのようなワインでしょう。

 

ブドウは山形県産のデラウェア種100%を使用。味わいはワイナリーいわく・・・「大人の乳酸菌飲料」!?発酵からくる独特な風味は、日本酒をも思わせます。
無濾過のにごりワインで、ボトルの底には白い澱が見られます。野生酵母、酸化防止剤無添加での醸造です。

昔お茶の間で食べたブドウの懐かしさが蘇るような、デラウェア種ならではの魅力が満載のワイン。香りがふんわりと優しく、癒されます。

 

 

食品館あおばとマリアージュ

デラウェア種の特徴は、辛口ながらも少し甘やか。例えば和食で甘辛く味付けした筑前煮などにオススメ。

仕事終わりで疲れてる時に煮物を作るのはちょっと・・・という時、食品館あおばの充実のお惣菜売り場へGo!

 

 

 

日本食×日本ワインは、相性良しです!

 

そしてある時は、GooGooFooの記事にアップされたこれからのクリスマスの時期にもピッタリのレシピにトライ。
「トースターでほったらかし!ロティサリーチキン風」

 

食品館あおばで購入した北海道産の鶏肉「桜姫鶏」を、イタリアンドレッシングに漬け込んで野菜と一緒にオーブントースターへ。

 

 

まあ〜これは失敗無しの簡単レシピで、かつ映えます!大皿に盛り付け、パーティーでお出ししてもドヤ顔できちゃいますよね。

 

 

お味の方も、下味のレモンの酸味が白ワインに寄り添います。

 

 

新酒ワインで今年の味を

最近では、その年の新酒を年末に「今年の味」として飲む方が増えているそう。
2021年のワインの味を、食品館あおばの新鮮な食材と共に楽しんでみてくださいね!

 

 

※本記事にてご紹介したワインについてのお問い合わせは、メール・お電話・各種SNSにて承ります。

※オリジナルラベルワイン作成のご相談も承ります。

『ジャケ買いワインのセレクトショップWine and Weekend』
東京都中央区日本橋蛎殻町1-6-9-103
03-6661-1845
info@wandw.tv

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