こんにちは、管理栄養士・そぼく料理研究家の片桐佑香です!
【受け継ぎたいばあちゃんの知恵】は、“食の多様化が進む中でも、10年後も20年後も、ずっと受け継がれて行けば素敵だな”と感じる「ばあちゃんの知恵」が詰まった日本の伝統的な“美味しいもの”を、漬物作り・味噌作りなど、手仕事が大好きな私がご紹介していく企画です。
じいちゃん家の庭で採れた柚子。
大量に送ってもらたので、ポン酢にすることに。
じいちゃんの家の柚子で作る自家製のポン酢は、酸味が効いて香りが良くて、市販のものには戻れないくらい美味しい!なので毎年作ってます。
スーパーで売ってる柚子でもとっても美味しく作れる、自家製柚子ポン酢の作り方をご紹介します。
目次
柚子について
柚子の旬は、7~8月と10~12月の2回。夏の柚子は青く、秋から冬にかけて採れるものは黄色く熟したものです。
冬至にお風呂に浮かべる柚子といえば、鮮やかな黄色のものですね。
そんな冬の柚子は、ビタミンCが豊富。ビタミンCは抗酸化作用があり、風邪予防に役立つため、風邪を引きやすい冬の季節は特にきちんと摂って頂きたい栄養素です。
自家製柚子ポン酢の作り方
柚子で作る自家製のポン酢は、香りのよさが段違い!!
火も使わず、簡単に作ることが出来ます。
<材料>作りやすい分量
材料 | 分量 |
---|---|
柚子 | 果汁にして100ml(約4個) |
醤油 | 150ml |
昆布 | 5g |
かつお節 | 5g |
作り方
1.ゆずはよく洗って半分に切る。ボウルにざるをのせて、その上で、ゆずの果肉にスプーンなどを押し当てながら、果汁を絞り出す。(白いワタの部分まで削ると苦味が出てしまうので注意。) もし果汁を絞ってみて100mlにみたなければ、酢や市販の柑橘果汁などを足して100mlにします。
2.柚子1個は皮を薄くむいて、なるべく細い千切りにする。
3.保存容器に1と醤油を合わせ、そこに②、昆布、かつお節を入れてフタをし、冷蔵庫で1日寝かせる。
4.1日経ったらざるでこして昆布とかつお節を取り除く。出来上がったポン酢は清潔な保存ビンや容器に映し、冷蔵庫で保管する。
このレシピは柚子果汁の酸味を活かした酸っぱめの配合なので、お好みに合わせて醤油の量を調整してみて下さいね。
4ヶ月ほど寝かせると、まろやかさが増してより美味しく召し上がれます。
私も絶賛寝かせ中!!また違った美味しさが味わえるのがとても楽しみです。
お鍋や湯豆腐などにかけて食べる、ポン酢が大活躍する冬の季節。ぜひ手作りして、格別な美味しさを味わってみませんか?
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