2019年末に来年はドリップタイプがくるかも?!と2020年の予測をしました。
⇒『日本茶の2020年を予測する~急須にとってかわるのは?~』
あれどうなったの…?ぜんぜんドリップタイプがきてる感じしないけど??
と、思われてるかもしれませんが、いえ、きてます!ひたひたと!!
2020年を通り越して2021年も残すところ3分の1というところで、この予測を回収しておきたいと思います。どこにどうきてるのかを釈明、いえ説明させていただきますね。
予測記事でも紹介したコーヒー同様の一杯分のドリップバッグの商品をラインナップに加えたお茶屋さんは増えました。
ドリップバッグの日本茶専門店(オンラインショップ)なんかも立ち上がっていますし。
ドリップの動きを強く感じるのは、茶器でしょうか。
クラウドファンディングサイトのMakuakeをよく見ているのですが、日本国内だけでなく台湾など海外からも茶器がかけられています。
急須型のほうがやはり数としては多いのですが、ドリップタイプのものは目新しさもあるせいかなかなかの金額を集めています。
研究のため購入したものから2つご紹介します。
目次
『刻音』(ときね)販売価格6,050円
日本茶パッケージ大手の吉村さんが販売しているもので、Makuakeでは7,039,788円集めていました。
お茶が出てくる部分をつっかえ棒のようなものでふさいでいて、この棒をカタカタと小刻みに動かして抽出したお茶を落とすのですが少々コツがいります。ふつう蒸し~浅蒸しの大きめの茶葉のほうが合いそうです。
[刻音公式サイト] https://tokineteadrip.jp/
ドリッパー&スタンド 販売価格1,980円
燕三条の下村企販という会社の「茶考具」というシリーズのひとつで、コーヒーや出汁にも使えて、上下逆にすると高さも変えられるなかなか面白い商品です。
茶葉が開く時間、浸出している間がほとんどないためにあっさりはいります。こちらを使うなら粉茶を淹れるのがおススメです。
[ドリッパー&スタンド公式サイト] https://item.rakuten.co.jp/simomura-kihan/40619/
わたしは急須のつかい手(魔法使いみたいにいってみました)なので、淹れるのも洗うのも結局のところ急須が楽なのですが、急須がフィットしない方たちに日本茶に目をむけてもらうためにもこういう新たな茶器がどんどん開発されることを期待します。
まだ目につくほどではないかもしれませんが、きっと気が付けばあなたのそばにもドリップタイプの日本茶が!
ドリップタイプでもENJOY!日本茶!!!
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