こんにちは。日本茶アンバサダー協会の満木葉子です。
日本では会話無しなら屋外ではマスク着用不要になるなどゆるんできましたが、北朝鮮では新型コロナウイルスの感染者が増えて大変なようです。
『msnニュース』より 韓国・中央日報などによると、党機関誌「労働新聞」では、発熱の際の対処法として「柳の葉を煎じて1日3回飲む」「塩水で口をよくすすぐ」といった民間療法を奨励している。
柳の葉を煎じて・・・?
葉っぱと見ればお茶にして飲んでみたくなるビョウキをもつわたしには、これは見逃せません。
試してみなくっちゃ!
目次
青銭柳茶?!
柳葉・・お茶・・・と検索するとヒットするのがこの「青銭柳茶」。
中国で飲まれていて高血圧や糖尿病にいいらしいのですが発熱の対処法に使うにしてはおかしいな・・ともう少し調べると、この「青銭柳」(セイセンリュウ)は柳ではなくクルミ科の落葉樹だそうで、柳ではありませんでした。がっくり。
さらに調べると出てきたのが・・・ホワイトウィロウ!
アスピリンのもとになったお茶
ホワイトウィロウは和名を「セイヨウシロヤナギ」といって樹皮を使用します。頭痛薬の定番アスピリンはホワイトウィロウに含まれるサリシンをもとに作られたのが始まりだそうです。
北朝鮮で推奨されているのは葉なので、樹皮とは成分量やお味は同じではないでしょうが、おおよそビンゴといっていいのではないでしょうか。
天気がどんよりすると頭痛がする天気痛体質のわたしにもぴったり!これはゲットするしかありません。
ホワイトウィロウを飲んでみた
Enherbさんで購入!
見るからに、樹皮。開封すると、なんだか懐かしいような知っている香りが。
思い出すのにだいぶ時間がかかりましたがわかりました。旅館の布団がしまってある押し入れをあけたときの匂いです!
要は木質の香りなのですが、少しほこりっぽいようなこもったあの感じ。
さあ、お味やいかに?
クロモジ茶と似ています。番茶に清涼感が加わったような。
お店の方には苦いと伺っていたのですが、わたしはそんなに苦いとは思いませんでした。すごくおいしいということはありませんが、まずいということもなく、くせがないので飽きずにのむことができそうです。
レモングラスなんかを足して飲んだら美味しくなりそう。あるいはほうじ茶とミックスするのもいいかもしれません。
北朝鮮の人の辛い症状がこれで軽減するといいですね。
《出典》
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