【まいにちのフレンチ・キッチンVol.6】食品館あおばのスペアリブで!骨つきポークの贅沢ポテ

【まいにちのフレンチ・キッチンVol.6】食品館あおばのスペアリブで!骨つきポークの贅沢ポテ

あおばなら、大粒のシャインマスカットもこのお値段

 

お料理クラブパルタージュの竹本です。
忙しい毎日を豊かにする、フランス家庭風の料理を研究しています。

毎月ご紹介している食品館あおばですが、実りの秋はあおばにもやってきています。
そしてちょっと肌寒い日も多くなってきたこの頃・・・
煮込み料理が恋しくなってきませんか?

 

 

あおばといえば、お手頃で鮮度抜群のお肉。食品館あおば深川店に行ってみたら、こんな立派な国産のスペアリブを発見!
「骨つき肉は味がいい」。骨からも旨味が溶け出すので、煮込み料理にぴったり。
今回はこのスペアリブを使って、「いかにもフランス家庭料理」な一皿を作ります。

 

 

ポトフによく似たあったか料理「ポテ」

 

必ずしも時間と手間をかければ美味しくなるというわけではありませんが、「コトコト煮込んだ」という言葉には、家庭料理の持つ温たかさが詰まっている気がします。

ポテ(Potée)という料理は、フランス北部生まれの煮込み料理です。豚肉や豚肉の加工品とキャベツが入るのが特徴で、主に牛肉を使って作られるポトフ(Pot-au-feu)とは区別されていますがよく似ています。日本ではなぜか豚肉を使う煮込み料理がポトフとして浸透しているのでちょっとややこしいのですが、味わいはよく似ています。

ポテもポトフと同じようにフランスの伝統的な家庭料理です。本来は塩漬けにした豚のバラ肉や肩肉を使いますが、今回は生のスペアリブだけを豪快に使って、豚肉のおいしさを余すとこなく野菜に染み込ませたポテを作ります。

 

 

スペアリブのポテのレシピ(2人分)

 

 

材料 分量
豚肉のスペアリブ 500g
キャベツ 1/8玉
カブ 小さなもの2個
人参 2/3本
ジャガイモ 小さなもの1玉
玉ねぎ 小さなもの1玉
セロリ 10cmほど
ローリエ 1枚
クローブ 4粒
ジュニパーベリー(あれば) 4粒
白ワイン(お好みで) 100ml
塩胡椒 適量

 

 

今回使ったスパイスとハーブです。
クローブとローリエはスーパーでも手に入れやすいのですが、ジュニパーベリーはちょっと珍しいかもしれません。
お酒のジンの原材料として有名ですが、キャベツの風味と相性が良く、お肉の臭み消しにもなります。ベリーと名前がついていますが、実は木の実。ちょっとウッディな香りがします。手に入ったらぜひ、加えてみてください。

 

スペアリブのポテの作り方

 

 

玉ねぎを4つに切って、クローブを刺します。

 

 

残りの野菜も適度な大きさに切り揃えます。柔らかくなるまで煮込むので、一口大ではなく少し大きめを意識すると良い仕上がりになります。

 

 

蓋付きの鍋にバターを敷き、塩胡椒をしたスペアリブの両面を軽く焦げ目がつくまで焼きます。

 

 

野菜を隙間なくぎゅうぎゅうになるように詰め、塩胡椒をして白ワインを注ぎ、全体の8割ほどがひたる量の水を加えて弱火で1時間から2時間半加熱します。白ワインは加えると味に深みが出ますが、さっぱりしたスープをお好みの方は水だけで仕上げてもOKです。

 

調理時間は少々長いのですが、肝心なのはスペアリブが柔らかく仕上がること。保温調理ができる鍋を使用して3〜4時間ゆっくり加熱をして仕上げても美味しく仕上がります。お持ちの方は圧力鍋を使っても。

 

持ち上げたら身がほろっと剥がれるくらいスペアリブが柔らかくなって、野菜がトロトロになったら塩で味を整えて完成です。

 

 

見た目は質素でシンプルな料理ですが、栄養満点の一皿です。季節の変わり目で風邪をひきやすい今の季節に、いかがですか。
皆様もお近くのあおばでスペアリブを見つけたら、ぜひお試しください。

 

 

フランス家庭料理にインスピレーションを受けた料理を更新しています。インスタグラムもよろしければ覗いてください!
お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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