いつも有難うございます。麹王子の阪田です。
肌寒くなってきましたね、年内も残すところ100日をきり忙しくなってくる頃です。
気温も下がり乾燥する季節は身体のメンテナンスはとても重要です、10月〜1月にかけて身体のケアを出来れば、春先には強く美しい身体に近づけるのではないかと思っています。
今回は2種類の甘酒のメリットについてご紹介します。
TVや各情報誌でも取り上げられておりますが、最新の研究で、酒粕甘酒の2大パワーが明らかになったとされています。*
一体どんなものか、見ていきましょう。
目次
酒粕を用いた甘酒のメリット
酒粕の甘酒は、肥満改善の効果が期待できるとTVで紹介され、酒粕のある成分が、脂の吸収抑制効果が期待できると大学などで研究されています。
酒粕は日本酒の絞りカスです。そちらに砂糖を加えたお湯で溶いたものが一般的に認知されている甘酒です。
清酒酵母が米麹から脂の吸収を抑制するパワーを引き出し、清酒酵母がアルコールを生成、米麹を分解して「レジスタントプロテイン」を生み出します。このレジスタントプロテインが、脂を体の外に排出する働きがある、とメディアで紹介されました。
甘酒の飲むタイミングは食事と一緒が効果的です。消化酵素もあるので食前食後でもオススメです。
米麹とご飯だけを用いた甘酒のメリット
さて、米麹の甘酒をよく飲む方は血管年齢が若い、ということを聞いたことがありますか?
実は麹菌がつくるペプチドには血圧上昇を抑制する働きがあると言われています。
ペプチドというのは麹菌がたんぱく質を分解し出来た「アミノ酸」がつながったもの。ペプチドはACEの働きを抑制し血圧上昇の抑制に期待できます。
血圧を上げるホルモンが活発に働くのは朝といわれているため、甘酒を朝にとることで、より一層効果がアップするかもしれません。
オススメレシピ
血圧上昇を抑制するパワーがアップするのは米麹甘酒×ヨーグルトの組合せです。
ヨーグルトは高血圧予防に効果が期待できるとされており、米麹甘酒は朝飲めばより血圧上昇を抑制する期待が持たれています
私が生産している「食べる美容酵素ジェラート amakouji」を購入されたお客様からも大好評のレシピです。甘麹の強い甘みとヨーグルトの爽やかな酸味が相まって、まろやかで口当たりが優しく濃厚な味わいになります。
お子様にも大人気!米麹甘酒はお米が主成分なのでエネルギー量もタンパク質もしっかり摂れるので、朝食はこれだけでも十分補えるといえます。
自分に合った甘酒を探してみてください。日々の積み重ねで綺麗な肌、強い身体を作り上げていきましょう。
今回も最後までありがとうございました。
*参照元:論文:大浦新、入江元子、秦洋二、高血圧を予防する新素材「酒粕ペプチド」、食品と開発、41(1)、59-61(2006)
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