無添加食品プロデューサー「井上嘉文」が提案する【自然派ワイン】のある暮らし

無添加食品プロデューサー「井上嘉文」が提案する【自然派ワイン】のある暮らし

解決策として国が2004年に「親の収入」と呼ばれる給付制度を導入した。これは出産後、仕事ができなくなった親に出産前の給料の金額を国が補助して毎月支払うという制度だ。

 

このemotional なフレーズは、日本のイマを考えさせられる。

エストニアでは2007年から父親にも70日間のあいだ、補助金がもらえる。約半年間くらいは会社を休んでも家で子育てに専念できる。

エストニアは「Skype」を生んだ国であるが、市民と国家との対話までできている。なんて手厚い補助金制度だろうか。どこかの国もぜひとも模範にしてもらいたいものだ。

毎日、頭を悩ませる出来事が多くて、気晴らしにワインを飲む。
そしたら、余計に頭痛がひどくなった…って、人がいるのでは?

どうやら亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム)が合わない体質の人は、そのような症状になるらしい。

 

そんな人には、酸化防止剤の使用を少なめに抑えている、自然派ワインはいかがだろうか。今日紹介するワインショップ「プレヴナン」では、「おいしい自然派ワイン」をモットーに、二日酔いしづらいワインを販売する。

 

自然派ワインとは、無農薬・有機栽培で育てられた自然なぶどうのみを使用したワイン。このようなワインは「ビオワイン」とも呼ばれており、果実味の生き生きとした力強さがある。

 

ホテルの部屋で夕食場所を探していると、以前の店のウエブサイトでは「頭が翌日に痛くならないワイン」というキャッチコピーがあって、それが僕には刺さったので岡山出張中に訪れた。

岡山市のワインショップ「プレヴナン」の全面協力により、#おうちじかん中は、自然派ワインとたくさん対峙した。

 

今月は、【自然派ワイン】のある暮らし。

Not only information, but also emotion.

 

「環境・体・ワインにやさしい」をコンセプトに

 

 

「食べ物で体を癒す」という想いもあって、ワインショップと飲食店を経営しているのが、オーナーであり、日本ソムリエ協会認定ソムリエの山本和志さん。

有機・無農薬のぶどうを使用したワイン、醸造段階で無添加のワイン、添加物を使用しているとしてもSO2を極少量使用したワインのみを取り扱っている。

そして、今日はその中でもamazonで販売をしている『無添加ワインセット』と共に「プレヴナン」を紹介していきたい。

※セット内容は変更になる場合があります。

 

自然派ワインが【冷蔵配送】されてきて、驚いた

 

 

「私たちの扱う無添加のワインは、微生物が生きていますので、14度以下での保管をお願いしています」だそう。うちは、セラーがないので冷蔵庫にすぐに入れた。「スーパーなどで売られている【無添加ワイン】の多くは、常温で保存できるものもあるだろうけど…クオリティーは別物」ということで、大変勉強になった。

 

写真は、

シン ウイ・ダ・リェブレ[2018](アモス&アレックス)/SIN Ull de Llebre 2018 Amós&Alex(赤)

産地:スペイン カタルーニャ州

品種:テンプラニーリョ

フレッシュで丸みのある酸味と柔らかい果実味が優しい。スパニッシュオムレツなど、前菜やスターター向き。

 

『ろぜ蔵』は、ワインを飲むための備前焼

 

 

今回の無添加ワインセットにはロゼが入るのだが、こちらで飲むとまた一興。世界最古、ワイン発祥の地といわれるジョージア(グルジア)では、8000年もの前から甕(カメ)によるワイン作りが行われてきた。そして、ジョージア市民は、今も甕で仕込んだワインを陶器で飲んでいるそうだ。そのため、岡山県の職人とコラボレーションをしたのが、『ろぜ蔵』である。

 

桐箱、可愛くて捨てられないのよ…(笑)

 

 

陶器って、素敵な文化ですよね。桐箱に包むという文化も日本らしい。だから、素敵で捨てられない。去年に、村田益規さんの常滑焼・藻掻け急須を買ったときも未だに箱で保管している。宝物にします!

 

安心と温もり、哀愁を感じながらロゼを味わう

 

 

『ろぜ蔵』に合わせるは、

Minori リボブル・ロゼ[NV](グザヴィエ・ヴァイマン)/Minori Ribo’bulles Rose NV Domaine Xavier Wymann(ロゼ微泡)

産地:フランス アルザス地方

品種:ピノグリ、リースリング、ピノブラン、ピノノワール

微泡でまろやかでとろっとした味わい。旨味がじわーっと広がる。ざくろや木いちごのような味わいが感じられる。

 

こちらの『ろぜ蔵』は明確なコンセプトがある。

1、女性に楽しんで頂けるもの

2、ワインの色が楽しめるもの

3、香りも楽しめるもの

そのため、女性の手にも収まり、安心やぬくもりを感じて頂けるよう丸みを帯びさせて脚をなくした。「ワインの蔵」でお酒を楽しむイメージを、ものづくりに馳せた逸品だ。

 

『緋襷』にロゼを注ぎ「YOASOBI」を聴く

 

 

『ろぜ蔵』は、色を楽しめる「ロゼ」ワインが注がれることを想定して、備前焼の焼き方の中でも「緋襷(ひだすき)」という焼き方に絞った。

香りも楽しめる形状に工夫したそうだ。職人×職人のコラボが素敵ですね~!想いが詰まっている。1人暮らしの私は、このロゼを片手に「YOASOBI」を聴いて、また本の原稿に取り掛かった。これが、僕のコロナ自粛中のYOASOBIだった。

 

ワインの添加物について大きな発見が…

 

 

「自然派ワインなのに亜硫酸塩って書かれているの、何でですか?」と、山本さんに、商品が到着してすぐに電話をした(笑)

実は、「亜硫酸塩」は、ワインの醸造過程で、自然に発生するのたけど、日本の法律では、この自然に発生した亜硫酸塩も成分分析の際に検出される。だから、添加された亜硫酸塩(SO2)と同様の表示義務があるらしい。

 

「ワインの添加物には、表示義務のない添加物が100種類ほどあると言われています」と山本さん。表示義務のある添加物の代表的なものとして、酸化防止剤の亜硫酸塩(SO2)だ。そのため、たとえ生産者が酸化防止剤の亜硫酸塩を添加してないワインでも「亜硫酸塩含有」の表示がされるそうだ。

 

じゃあ、亜硫酸塩を含まない表示のワインって…?

 

 

スーパー等で見かける「無添加ワイン」などは、亜硫酸塩を含んでいないものもある。それは、人工的に除去しているからだそうだ。

つまり、亜硫酸塩以外の表示義務のない添加物は、どのくらい使っているかが定かではない。「無添加」の表示だけで判断するのは、自然なワインからかえって離れていくことになりかねない。これは、今回の執筆の中で大きな収穫である。山本さん、どうも有難う。

 

写真奥から、

シン カヴァ・チャレッロ[2017](アモス&アレックス)/SIN Cava Xarel-lo 2017 Amós&Alex

産地:スペイン カタルーニャ州

品種:チャレッロ

爽やかな辛口のカヴァ。後からジワジワ旨みも出てくる。スッキリとしたミネラルで後口よし。あらゆる食卓のお供に相性がよい。

 

シン チャレッロ[2017](アモス&アレックス)/SIN Xarel-lo 2017 Amós&Alex

産地:スペイン カタルーニャ州

品種:チャレッロ

丸みのある酸と瑞々しいミネラル感。鮨、奴豆腐など、あっさりした和食や白身魚のカルパッチョなど、前菜系と幅広く楽しめる。

 

飲食店『ナチュレルモン』で料理とワインを

 

 

山本さんは、ワインを扱って25年以上。過去に輸入業者の試飲会でビオワインに出会い、透明感と雑味のない味に衝撃を受けたそうだ。2008年、思い切って自然派ワインの専門店にしたのですが、それまでに取り扱っていたワインの90%は、自然派ワインではなかったので、取り扱える商品がとても少なくなったそう。まるで、収穫量が減る覚悟で有機農業に挑戦する農家さんが抱えるジレンマのようである。

 

生産者の想いを汲み取るのが、上手なのだと思った。岡山市内中心部の自然豊かな西川緑道公園沿いに佇むレストラン『ナチュレルモン』の食材は、地元の有機栽培の野菜を直接農家さんから仕入れている。原則、有機・農薬不使用の食材を使うようにしていて、化学調味料は一切使わない。

 

写真奥から、

カリニャン・サンスフル[2018](シャトー・ラ・バロンヌ(ブルノ・デュシェン))/Carignan Sans Soufre Etiquette Bleue 2018 Chateau la Baronne

産地:フランス ラングドック地方

品種:カリニャン

爽やかな酸味とよく熟した果実の甘み、きめ細かいタンニンがウリ。純粋なぶどうの果実味とピリピリした後口が広がる。

 

ラ・マルエット[2018](ジャック・フレラン)/La Marouette 2018 Jacques Frelin

産地:フランス ラングドック地方

品種:メルロー

ビターチョコレートのような芳醇な香りときめ細かいタンニンが柔らかい。酸味のバランスと後口が自然派っぽい。

 

編集後記

 

 

岡山のジビエの仕事で出張をした際、どうせなら猪を取り扱いしているバーに行ってみようと考えた。岡山出張の際は、携帯している「おかやまジビエ」のガイドブックを開き、「ナチュルレモン」を見つけた。食事済ませて1杯だけ飲みに行って山本さんと初対面。話をしてみたら、お嬢様がグルテンフリーをされていたり、店頭で小麦不使用のクッキーまで販売していて、偶然がたくさん重なった。

 

将来的なビジョンで、岡山の「街づくり」を掲げる山本さん。その街には有機・無農薬で無添加の食品しかない世界だ。1870年代のパリを舞台にした街並みを再現し、新しい文化とエネルギーに溢れた街を目指しているそうだ。今月から国産ジビエを使ったキッシュを開発する山本さん。

 

どこまでも縁があるな(笑)

ワインのように寝かせた山本さんの大きな夢。

いつか、その夢が抜栓されるとき、私も同じ場所にいられるように頑張ります。

 

皆さまも、素直な好きを大切に。

井上嘉文

株式会社プレヴナン https://prevenant.jp/

<購入はコチラから>

 

CONTACT

フードビジネスに関するお悩みは、お気軽にご相談ください。