［肩書］
福島県伊達市発 桃のスペシャリスト
農産物アイデアスイーツ専門家

［プロフィール ］

農業大学を卒業後、研修先のトマト農園で農業経営のイロハを学ぶ。
　独立就農を志した矢先、東日本大地震の災禍に見舞われ、地元の岩手県で就農しようと考えていたが、その時はあきらめざるを得なかった。
かわりに、移住先の北海道では６次産業の世界にどっぷりとはまり、道の駅の職員として勤務しながら、農産物の加工品を使ったアイデアスイーツを連発。自身考案のスイーツはまちを代表する商品になり、現在も売れ続ける人気商品となっている。
2018年に行われた福島県の就農相談会で県や国の就農支援制度を知り、かねてより抱いていた農業への想いが再燃した。地元である東北に帰りたいという思いと、今まで他業種で培った経験を農業で生かせるという思いが合致し、同県伊達市の桃の農地を借り受け、農業の世界に飛び込んだ。

現在は130aもの桃農園を１人で手掛けている。すでに同市の平均的な農家の栽培 面積を上回っている。
もちろん、現状に甘んじるつもりはない。今後は桃のみにとどまらず、経営の安定化を考え、トマトやイチゴのハウス栽培も目指す。