中学生がお弁当をデザイン!?かえつ有明中のプロジェクトとは?Vol.2

中学生がお弁当をデザイン!?かえつ有明中のプロジェクトとは?Vol.2

クラス代表・7チームとシェフ推薦・1チームが出揃う

 

4〜5人で1グループを作り、プレゼンをして生徒は投票して各クラス1チーム選びました。プレゼンはオンラインでしたので、リモートによって行われ、その様子を録画していただき後ほど見ることができました。

中学1年生の授業の一環でそのプレゼンを見ていると、チームによって大人顔負けのクオリティーの高いお弁当やプレゼンもあり驚きの連続でした。

クラス代表に漏れたチームで、食べてみたい弁当を1チーム選び、シェフ推薦という形で8チームが選ばれました。

 

 

 

リモートによる弁当総選挙

7月に入っても新型コロナウイルス感染症は収束せず、終業式もオンラインとなり、終業式の後に予定していた総選挙も当然ながらオンラインとなりました。

240名ほどの学生が見守る中、各クラス代表がプレゼンをし、プレゼン後審査員の一人でもある私が総評を各チームに伝えました。

生徒一人一人が1票を持っており、プレゼン後に投票し、当日開票しました。

それぞれ特徴がある熱い弁当の中で上位4つが商品化されます。生徒たちが考えたその弁当が販売され、食べていただいた方が喜んでいただけるようブラッシュアップしていきます。

 

 

 

 

 

 

価格調整とおかずの調整を生徒たちと・・・

選ばれたチームとオンラインで最終調整し、「この弁当箱をこっちの弁当箱に変えれば安くなるよ。」「あのおかずは変えられないが、このおかずなら・・・」といった感じで価格を調整、バランス調整し、販売に向けて1つ1つクリアにし完成させました。

 

 

 

お弁当の販売

完成させたお弁当の販売は10月からの予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大により販売がスタートできませんでした。販売時期を学校側と協議していましたが、中々見つからず途方に暮れていました。

そんな時、かえつ有明より11月に文化祭が開かれることが決まったと連絡があり、そこで販売できる可能性があるということでした。連絡を受けた後、学校側と何度も情報共有し、最終的に文化祭は一般の方、父兄の来場のない、生徒と学校職員のみの開催となりました。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

総選挙後、新型コロナウイルス感染症拡大により販売できるか不安でした。1日でしたが、生徒たちが考えたお弁当が販売できたことは喜ばしい限りです。

今回のプロジェクトに携われたことで、生徒たちに忘れていたものを思い出させてもらい、大事なものを気づかせていただきました。

 

何よりこのプロジェクトに参加したことで私の成長にも繋がりました。アイデアだしという点では大人顔負けのチームもあり、今後の彼らの成長が楽しみでもあります。

新型コロナウイルスが落ち着いて、来年のお弁当総選挙の弁当が校内の売店で販売され、体育祭や文化祭などの学校行事でも販売できるよう目指し、実際に学校を訪れ、生徒たちがデザインした弁当を、生徒が食べている風景を、一日も早く見ることができるよう願っています。

 

 

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