こんにちは。弁当博士のEndyこと遠藤雅文です。
めっきり、寒くなり、体調崩していませんか?寒い日には私は生姜湯を作り、身体を冷やさないよう努めています。
今回のコラムでは、「なぜ私がヴィーガンおせちを作るのか?」の理由についてお伝えできればと思います。
目次
なぜヴィーガン料理を作るのか?
食のバリアフリー活動を通して、色々な食のルールがあることを知りました。
宗教、カルチャー、環境など様々な理由で、ルールのある方が全世界半分いると言われています。
色々なルールを持った人同士が同じ食卓を囲み、食べて、飲んで、笑っている。これを実現させることが食のバリアフリーの活動のひとつです。
この活動を始めて17年目になりますが、日本ではまだまだ浸透していません。外食して特に感じるのが作り手、サービスする方のお店メニューの原料への理解度、食のルールの認知度がニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、シンガポールなどの国と比べ低いのが、悲しい現実です。
このバリアフリー活動を通して行き着いたのが「ヴィーガン(菜食者)」でした。なぜかというと、野菜を食べてはいけません、野菜を食べることができません、という人には、まだ出会ったことがありません。
ムスリム、仏教徒、ヒンズー教、ユダヤ教などの信徒の方々とお話ししたときにも野菜が食べられないという話はありませんでした。アレルギーの方を除いて、野菜はすべての人が食べられると考え、「ヴィーガン」を選びました。
時々ヴィーガン(菜食者)になる
40を過ぎると身体が、段々変化していきました。20代には毎日お酒を飲んで、〆にラーメンを食べていても太らないし、次の日普通に仕事をしていましたが、40過ぎてからはそういう生活が、辛くなって身体が悲鳴をあげました。
歳を重ね身体と自問自答しながら、今は週に2日ヴィーガン生活をしています。いわゆる「ゆるベジ」。欧米では、フレキシブルとベジタリアンをミックスした「フレキシタリアン」と呼んでいます。ヴィーガンを食べた次の日は何となく身体が軽くなった気がしています。
生産者との出会い
10年近く前から青山の国連大学前に出ているファーマーズマーケットや毎年10月末に開かれる自然栽培フェア、展示会などでお話しした生産者、企業の営業の方と繋がり、援農したり、会社訪問したりして、親交を深めていきました。その中で特に親交の深い方々と「いつか一緒に何かできるといいね」と言っていました。
それが、少しずつではありますが、形になり始めています。そのひとつがこのヴィーガンおせちです。
ヴィーガンおせち2022
今回のおせちは、人との縁があって、1つの箱に集まってできたものに仕上がり、去年と同じように生産者の思いを馳せながら、調理します。
今年のおせちは、新たな出会いができるものに仕上がっています。普段からお肉やお魚を食べている方でも笑顔になるおせちに仕上げる予定ですので、是非ご堪能ください。
ご購入はこちらから
https://bentolabo.thebase.in/items/68273255
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