12月に入り一気に寒さ厳しくなった長野県。中旬にしっかりとした雪が降り、その後も継続的に積雪が続いている。
数年に一度の寒気が日本に来ている事もあり、年末年始にかけて長野も天気が荒れてしまいそうだ。
先月に完了したアンカーの埋設作業。この後、アンカーと支柱(隅の柱)を繋ぎ、その両端の支柱(隅柱)にワイヤーを張る作業へと続いていく。
まずは、194個のアンカーと隅柱を繋ぐ作業を行う。
目次
参考にした先輩の畑(1)
参考にした先輩の畑(2)
アンカーと隅柱をワイヤーで繋ぐ
ワイヤー留め方は、人によってそれぞれ異なるが、私は先輩達のやり方を参考にして作業を行う事にした。
支柱とワイヤーへの負荷
垣根仕立てのように、支柱を立てた畝にワイヤーを張り、そこにブドウ樹を上方向に育てる方法では、両端の柱(隅柱)が引き合うため非常に大きな負荷がかかる。
隅の柱が互いに内側へ引き合う力を支える為に、逆方向(外側)へのアンカーを打ち、地上からの引張りに耐える力を与える訳だが、そこにも勿論大きな負荷がかかる。その為、ワイヤーの強度(太さ、素材)、留め方などは、それらを諸々考慮して決定しなければならない。
私の畑では、畝の長さによってワイヤーの本数を増やす予定でいる。
長い畝には、ワイヤーを2本絡ませて強度増で設置するが、試験的な部分もあるので、支柱アンカーの様子を見ながら修正していくつもりだ。
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