イスラエル訪問は、2018年。当時から、世界第4位のスタートアップの町、テルアビブはITの再先端だった。
COVID-19 のワクチンの接種率も優秀で、国策として軍も接種に協力した。
すべてシリアルナンバーで接種者の割りだしと回数の指示がくるシスマティックな国民ファーストの国。素晴らしいと思う。
このハイテクノロジーな国では、「代替プロテイン」の研究も盛んだ。大手総合商社やネスレもスタートアップに出資をし、新しい分野への可能性を模索している。私も別件の仕事でイスラエル大使館とご縁があり、オルタナティブプロテイン企業へのアプローチをしている。
ただ、バイオが進むと、食とは何か?考えさせられるだろう。
動物愛護の思想でVeganをする人がいて、でも動物を殺さなければ、遺伝子ゲノムの肉っぽい何かを食べることには抵抗がないのだろうか。プラントベースフードであれば、食品添加物だらけでもOKとするのだろうか?
この答えは、特になくて、「自由」であるということ。
信頼するメディアや閲覧する媒体は、人それぞれ自由なのと同様に、もはや食に対する世界の人々の価値観は、ミンチ肉のように細かいのだ。
ある種、肉を食べなければCO2が減るし、動物を育てる飼料が減るので環境にはやさしい。その環境への配慮と、自分たちのライフスタイルにおいての欲求のバランスを取ることが、2030年間近に求められている。
本日は、現地イスラエルの食文化日記。
目次
テルアビブのホテル 朝ビュッフェ様子
地中海料理が並ぶ。オリーブ中心に、トマト、キュウリなど、レバノン系の料理を思い出す方もいるのではないでしょうか。
フルーツ大国でもあるイスラエル。ザクロが有名で、ザクロのシャンパンも非常においしかったです。ザクロのコスメすらある。ただその商社のサポートで、ザクロコスメを輸入しようとしたときの工程と確認事項が、骨が折れて死ぬかと思いました。医薬品の輸入の仕事はこりごりです。
イスラエルのスーパーマーケット
りんごの並べ方に驚いて撮影。こんなに並べる必要あるんですかね。届かないですよね…。
パプリカ。これ、きれいに並んでます。日本でこれやったら、圧巻でしょう。
どれを取ればよいのだろうか。全部、裸で売られています。
サラダランチは常識で、グルテンフリーも普通
お昼は、ランチメニューとして「サラダ」が1つの料理の役割。これだけで、ちゃんとお腹いっぱいになるくらい山盛り。ヴィーガンやベジタリアンも多い国だから、配慮が素晴らしいのです。サラダ、これほどボリュームあっても罪悪感がないし、イスラエルは最高だと思いました。
お店には、オリーブだらけ
イスラエルは何料理か?と聞かれたら、なんと答えるでしょうか?現地の人たちに言わせると「fusion」だそう。つまり、融合。地中海料理と多国籍の料理がのフュージョンされているのですね。
ただ、主軸は地中海であり、オリーブが目白押しでした。
本日は、ここまでですが、この出張は4泊5日でした。スイーツ工場、デーツ農園・工場、死海の塩、ローハチミツなど…
企業様でイスラエルのフードテック、食文化、リサーチサポートなどに興味がある方は、お問い合わせください。
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