こんにちは。KANKIKUこと“環境のきく子”です。
環境に良いこと、SDGs、米粉・・・興味はあるけれど、どうやって生活に取り入れたらいいの?とよく聞かれます。
そこで、今回は、身近なところで買ってきたおすすめな“エコフレンドリー”な材料を使った米粉入り食パンの作り方をご紹介します。
目次
☆寝る前に材料を入れてスイッチを押すだけ!ホームベーカリーで作る米粉入り食パン☆
材料(1斤分) | 分量 |
---|---|
強力粉 | 200g |
米粉 | 50g |
砂糖 | 20g |
塩 | 5g |
マーガリン(または米油) | 10g |
水 | 100cc |
牛乳 | 70cc |
ドライイースト | 3g |
作り方
1.小麦粉と米粉をボウルに入れ、均等に混ぜておく。
2.ホームベーカリーに水→牛乳→マーガリン(米油)→砂糖・塩の順に入れていく。
3.2が入れ終わったら、1の粉を加える。
4.ドライイースト3gを粉の上に少しくぼみをつくり入れる(最初から水と牛乳の液に濡らさないように)
5.ホームベーカリーの食パンコースまたは、胚芽パンコースを選択。
6.焼き上がり時間を設定し、スタートを押す。
7.出来上がり(約4.5時間後)
今回の注目材料その1
ヤオコー東久留米滝山店で見つけた北海道産パン用小麦粉(328円/700g)
北海道産小麦粉100%でもあり、プラスチック削減に嬉しい紙袋入りなところがKANKIKUおススメポイント、そして、パンがふっくら仕上がるパンに適した小麦粉であるところも注目。
注目材料その2
埼玉県深谷市産の玄米米粉(深谷市の花園産直販売所などで販売)
産直所や道の駅で売ってる米粉って、なんだかその土地の農家さんが作っているという親近感が好きです。米粉なら何でもOKですが、今回は白あんを塗ったトーストにしたかったので、香ばしさとパン生地がぎゅっとつまる感じの玄米米粉を使用。
材料の補足
マーガリンについて
健康にも環境にもどうなの?と言われるマーガリン。わたしはバター好きなので、あまりマーガリンは使いませんが、たまに買って冷蔵庫にいれてあります。なぜなら、経済的だから。トランス脂肪酸などが気になるという方も、パルシステムのマーガリンは米油を主原料にしているので、安心して使えます。
おすすめの食べ方!
きめ細かい生地の食パンが焼きあがりました。
こだわりやさん(東京・神奈川・埼玉に46店舗あるオーガニック・自然食品店)でみつけた「クリーミーしろあん」(缶入り)を塗って、スライスしたいちごをのせる“しろあんイチゴトースト”
もっちりしっとり、ふわふわすぎないパン生地にマッチしています♪
後半はKANKIKUのエコトーク
2年ほど前から米粉への関心が高まってきていますね。みなさんが米粉に興味を持つのはどうしてでしょうか?まず、多くの方が「グルテンフリーでカラダにやさしいから」「小麦アレルギーだから代わりに。」など、健康のため、という方がほとんどですが、その次に「米粉だと食感がよくて美味しいから」「そのおいしさに驚いたから」という声。米粉で作られたものは「美味しい」という認識が広まってきているから、というのも米粉推進の取り組みをしてきて実感しています。
しかし、環境のきく子ことわたしが、米粉を取り入れるようになった一番の目的は、「38%しかない日本の食料自給率向上のため」です。
なので、わたしは米粉100%にこだわらず、国産小麦粉も同じくらいおすすめしています。
米粉100%にする、というのもありですがどうしても価格的には小麦粉のほうが、経済的。かつ、わたしは小麦粉のパンの香りもやはり大好きだから、それなら混ぜて使えば良いじゃない!ということで、小麦粉と米粉をミックスしたパンやクッキーもよく作っています。
国産小麦粉は、最近庶民派スーパーでも手ごろな価格で買えますのでお勧めです!
今回の増田製粉所の北海道産小麦粉100%の「パン用小麦粉」はさらに環境に配慮して紙袋の包装にされているところも環境のきく子としてはときめきました。価格も輸入小麦粉に比べると割高でしたが、700gで330円程度ならコスパもなかなか良しです。
小麦粉の場合は、自給率の観点だけでなく、安価な輸入小麦粉はコンテナ輸送される過程の防虫、防カビのためにポストハーベスト農薬(収穫後の作物かける農薬のこと。
その中でもよく聞かれるのは「グリホサート」で、発がん性や神経細胞への影響などが懸念されている)が使われているという健康面でも、考えなくてはいけないですし、さらに輸送エネルギーを考えるとCO₂排出削減にもなり、さらに、経済や食料問題のことを思えば、“自国で栽培できるものは自国で生産消費する”のは、まぎれもなく大事なことです。
そんなこんなで、国産小麦粉、国産米粉はエコフレンドリー!ぜひ身近に感じ、積極的に選んでみませんか?
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木村きく子の“Let’s ! SDGs通信”でした。また次回のマガジンもよろしくお願いいたします!
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