煽り運転のニュースが続いていますね。
何もしていないのに絡まれるなんて、たまったもんじゃありません。
ハンドルを握ると性格が変わる人というのもいるらしいですが、どうもふだんから素行のよくない人たちのようですね。
しかし連日のこの暑さ。
ふだん穏やかな人でもイライラしてしまいそうです。
そんな時こそ、お茶飲んで!
日本茶はここ数年のマインドフルネスブームのど真ん中の飲み物なんですよ。
目次
緑茶=スーパーフード!
日本茶を美味しさ以外でアピールする場合、これまでは主にカテキンに由来する健康機能性に焦点があてられていました。
緑茶に含まれるカテキンには抗ガン作用やアンチエイジング、血圧・血糖値の上昇を防ぐ効果が認められていて、スーパーフードにもなっています。
海外のセレブが「わたしは緑茶を飲んでいるわ」といったような記事をSNSにアップしたあたりから今の世界的なお茶ブームにつながっているようです。
ただし、残念ながらこのセレブの皆さまが飲んでいる緑茶はたいがい中国茶の緑茶であることが多いようです。
世界ではお茶=中国茶がメジャーですから。
「わたしは日本茶を飲んでいるわ」と言ってもらえるようがんばっていきましょう!(わたし!!)
マインドフルネスビバレッジとして海外に絶賛アピール中!
日本の食品のブランディングのために海外の消費者にむけたプロモーションを行うJFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)では、健康機能性をアピールするところからもう一歩進んで、今は精神機能性で海外、特に北米(アメリカ・カナダ)にアピールしています。
ここで中心となっているのはテアニンです。
テアニンを摂取して40分くらいすると、リラックス状態のときにみられるα波が出現するという研究結果があります。
同時に集中力アップも期待できるところから、“マインドフルネスビバレッジ”として、マインドフルネスが企業研修に多く取り入れられている西海岸やニューヨークなどにアピールしていこうという方針をJFOODOでは打ち出しています。
ではテアニンはどうしたら効率よく摂取できるのでしょう?
かぶせ茶のススメ
テアニンは茶の木が窒素成分を根から取り込むことで合成され、葉に蓄えられますが、日にあたることでカテキンに変わります。
そのため一定期間遮光して育てる抹茶や玉露、かぶせ茶、上級の煎茶に多く含まれます。
そう、高級とされるお茶に含まれているんですね。
抹茶や玉露はお値段や淹れ方にハードルを感じる方もいるかもしれませんね(実際はそうでもないのですが・・・)。
そこでオススメするのは、お手頃で淹れやすい「かぶせ茶」!
たまにスーパーでも見かけますが、知らない方が多いかもしれませんね。
かぶせ茶は玉露よりも短い期間、寒冷紗とよばれる覆いを木に直接かぶせて遮光したものです。
て、文字だけだとぴんとこないですよね?
写真をどうぞ!
こちらは日本茶ゴールドアンバサダー(アンバサダーの育成にご協力いただいているプロの茶業者さん)でもあるマルシゲ清水製茶さんの畑です。
右側が寒冷紗をかけた茶の木です。
畝ごとにかけていくんです。気が遠くなるよう。。。
全てかけ終えた畑がこちら。
壮観でしょう?
摘み取る前に今度はこれを撤去するんです。
とても手のかかったお茶なのがおわかりいただけたでしょうか。
マルシゲ清水製茶さんは、かぶせ茶の生産量が日本一の三重県の四日市市で、家族で栽培・製造・販売しています。
こうしてできたお茶がこちらです!
品種ごとのかぶせ茶もあります!
品種ごとにぜんぜん風味が違うので、飲み比べて自分好みのお茶を探すのも楽しいですよ。
とうもろこしのような甘い味がするさえあかりは夏らしくて今の時期にぴったり。
目下ヘビーローテーション中です。
清水加奈さんのエッセイをご覧になると、かぶせ茶がどのように作られているか、どんなところで育てられているのか理解を深めていただけます。
飲みたくなる・会いたくなること請け合いです!
飲みたくなった方はこちらからどうぞ!
かぶせ茶の淹れ方
かぶせ茶には熱湯玉露という別称があります。
ぬるめに淹れると玉露のように、熱くいれればお煎茶として楽しめるところからそう呼ばれています。
作り手の推奨する淹れ方は裏ラベルやHPにたいてい書いてありますので参考にしつつ、まずは気楽に淹れて飲んでみてください!
作った人の顔や景色を思い浮かべながらいただくと、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
これこそマインドフルネスですね!
以上、日本茶マインドフルネスかぶせ茶編のご紹介でした!