みなさまこんにちは。
お米には「お父さん」と「お母さん」がいます。
通常、私たちがいただくお米は、同じ品種のお父さん(おしべ)とお母さん(めしべ)から生まれたお米です。
天候や日本人の嗜好の変化など、必要な品種は日々変わっているのです。
それらの事情から、適切な「お父さん」と「お母さん」をめぐり合わせる・・・
そんな婚活が日本のあちこちで行われているのでございます。
先日、ある方にお話を聞いたところ、日本の東と西では「お米のパッケージ」の好みが大きくかわるそう。
東に在住している私にとって、西のイメージとは、明るく、元気でおおらか。
お米の袋にもそんな影響が出ているそうです。
そんなイメージを象徴するかのような名前のお米が、福岡で平成21年に誕生した「元気つくし」。
「元気つくし」はその名の通り、「食べたみんなが元気になってほしい」という思いがこめられたお米です。
「元気つくし」のお母さんは「つくしろまん」(地方番号ちくし46号)、お父さんは「つくし早生」(地方番号ちくし15号)。
ここで、「あれっ?」と思いました。
哲也さんは、「つくし」だったかしら、「ちくし」だったかしら・・・
改めて調べてみると、
福岡の地名の「筑紫」は、「つくし」とも「ちくし」とも読むんですね。
ふとした疑問で、お米から脳が離れてしまいましたが、元気つくしには更なる気になる点がございます。
それは、「元気つくし」をはじめ、福岡のお米に描かれている「めし丸くん」なる福岡県産米のキャラクター。
(引用:JA全農ふくれん)
こちら、犬のようなお顔立ちで、頭にはほかほかご飯のようなお帽子?に、梅干しらしき赤いポイントがチャーミング。
なかなかのキャラクターっぷりでございます。
キャラクターの登竜門、「ゆるキャラ(R)グランプリ2020」でのご活躍を期待しております。
有名人を多く輩出し、美人が多いといわれる福岡県。
お米の世界では福岡美人を射止めたのは、同じく福岡男児でございました。
こうしている今でも、日本の未来のために日本のどこかでお米の婚活が行われているのでございます。
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