2021/05/27

RECIPE

【栄養士・片桐佑香の食品館あおばレポートvol.3】うどと白みそのミルクポタージュのレシピ

こんにちは！素朴な料理・季節の手仕事が大好きな、栄養士・食育栄養インストラクターの片桐佑香です。

【栄養士・片桐佑香の食品館あおばレポート】は、私のお気に入りのスーパー「食品館あおば」の魅力をお伝えしていく企画です！

食品館あおばは、神奈川・東京で展開している食品スーパー。「品揃えの豊富さ」と「安さ」が、SNSで話題を呼んでいます！！今回は、西東京市にある田無店でお買い物してきました♪

食品館あおば田無店

食品館あおば田無店は、2021年1月にオープンしたばかりの新店舗。

電車の場合は、「西武新宿線田無駅南口」より徒歩1２分です。駐車場もしっかり完備しているので、お車や自転車の方も安心です。

店内に入ると、まずは圧倒の青果コーナーが広がります。特にフルーツコーナーは、他のスーパーではなかなか無い広さ！“こんなにある？！”というくらいフルーツの種類や品種が豊富です。

さすが、青果発祥のスーパー。今でも腕利きのバイヤーさんが、美味しい食材を１つ１つ選んで仕入れているのだとか！

鮮魚コーナーには、「魚力」さんが入っています。新鮮でリーズナブルな魚がたくさん。

まさかのカニ！スーパーには年末年始しか並ばないイメージだったのでびっくり！しかも安い！

精肉コーナーの「ギガパック」はやはり驚きの安さ！

“毎月29日は食品館あおばの「肉の日」！”というPOPが！お得なセールをやっているそうなので、次回は29日を目掛けて、お買い物に行ってみたいと思います。

また、田無店は、薬局・調剤薬局も併設しています。薬や日用品などのお買い物も一緒に済ませることが出来るのは、忙しい日々の中でとても嬉しいですね。

あおばのオリジナルの商品「産地直送牛乳」

あおばの牛乳、「ここは北海道自然がうまい。産地直送牛乳」。

こだわりは名前の通り、北海道・函館工場から毎日直送していること。

その味わいは、濃くてとってもミルキー！成分無調整なので、生乳本来のコクと旨味が味わえます。無脂乳固形分は8.4％以上、乳脂肪分は3.6％以上であることからも、この牛乳が濃いことが分かります。

“濃い牛乳ってお高いんじゃないの？”と思われるかも知れませんが、実はこの牛乳、200円しないんです！これなら気兼ねなく、お料理にもたっぷり使うことが出来ますね。美味しい牛乳をがぶがぶ飲みたい牛乳好きさんや、家族で毎朝飲むよ、という方にも、ぜひおすすめしたい牛乳です。

「うどと白みそのミルクポタージュ」のレシピ

旬のうど、じゃがいも、玉ねぎ、そしてあおばの牛乳を使った、ポタージュのレシピをご紹介します。シンプルな材料で、牛乳やうど本来の味を楽しめる一品です。

お手頃価格で、美味しそうな山うどがあったので。

じゃがいもは柔らかくて甘みのある、新物のメークインを選びました。

「うどと白みそのミルクポタージュ」の材料（4人分）

材料	分量（4人分）
うど	180g（2本）
（うどの皮）	1本分
じゃがいも	150g（中1個）
玉ねぎ	50g（中1/4個）
バター	20g
水	200㏄
牛乳	350㏄
白味噌	50g
塩	適量
黒コショウ	適量
粉チーズ	適量

「うどと白みそのミルクポタージュ」の作り方

1.うどは5cmくらいの長さに切って皮をむき、太ければ縦半分に切る。（皮の半分は後程使うので、きれいなところを選んで取っておく。

2.じゃがいも、玉ねぎはそれぞれ皮をむいて、5mm幅くらいにスライスする。。

3.うどの皮は、3mm幅の千切りにし、キッチンペーパーで水気をよく拭く。160度の油でじっくりと、カリカリになるまで揚げる。キッチンペーパーを敷いたバットに取り、油を切る。

4.フライパンにバターを熱し、中火でうど・じゃがいも・玉ねぎを炒める

5.野菜の周りに透明感が出てきたら、水を入れる。沸騰したら弱火にしてフタをし、10分程煮る。

6.野菜が柔らかくなったら火から下ろし、フタを外して冷ます。粗熱が取れたらミキサーにかける。

7.6をざるでこして鍋に入れ、牛乳を加えてよく混ぜる。木べらでかき混ぜながら、沸騰直前まで温める。

8.火を止めて、白味噌を溶き入れ、塩で味を調える。

9.器に注ぎ、３のうどの皮、黒コショウ、粉チーズをトッピングする。

レシピのポイント

出汁やコンソメを加えなくても、白味噌の塩味・甘み・旨味が、うどや野菜の美味しさを引き立ててくれます。うど特有の香りとほろ苦さ、皮のパリパリ感が合わさってとても美味しいです。そして何より、あおばの牛乳が濃厚でミルキーなので、生クリームを加えなくてもリッチな味わいに仕上がります！

うどを料理したことがある方は、あれ？と思ったかも知れませんが、このレシピでは切ったうどを酢水にさらさず、そのまま使っています。

それは、栄養を無駄なく摂取するため。そもそも、酢水にさらすのは変色を防ぐためで、その原因はうどに含まれるポリフェノールの酸化によるもの。ポリフェノールとは、あらゆる病気や老化の原因になる活性酸素を、除去する働きがある栄養素です。そのポリフェノールを捨ててしまってはもったいない。うどの栄養も美味しさも、丸ごと頂きましょう。

そして、うどはかなり繊維質なので、ミキサーにかけても筋が残ってしまう可能性が高いです。ざるでこすひと手間を加えることで、なめらかで美味しいポタージュに仕上がります。