【まいにちのフレンチ・キッチンVol.7】手羽元でカンタン レユニオン風チキンカレー「カリ・プレ」

【まいにちのフレンチ・キッチンVol.7】手羽元でカンタン レユニオン風チキンカレー「カリ・プレ」

2018年 リヨン

 

お料理クラブパルタージュの竹本です。

忙しい毎日を豊かにする、フランス家庭風の料理を研究しています。

東京オリンピックが終わってひと段落して、4年後の開催地の話題が聞こえてくるようになりました。
次の開催地は「パリ」。ですがマリンスポーツのサーフィンはタヒチで開催することが決まったそうです。

なぜパリ五輪なのに地球の反対側のタヒチで?と思われたかもしれませんが、フランスは「海外県(海外準県)」がある国です。
タヒチもそのひとつで、タヒチのほかにニューカレドニア、仏領ギアナなど、地名を聞いたことのある方は多いかもしれません。
日本人には馴染みのない「海外県」という存在ですが、現地とフランス本土の文化がミックスされて、そこにしかない生活文化、食文化があります。

今日はそんなフランス海外県のひとつ、レユニオン島のチキンカレー「カリ・プレ」のご紹介です。

 

 

千の美味を持つ島

 

 

レユニオン島はインド洋のアフリカ大陸寄り、マダガスカル島の東にある島です。
人口は86万人くらい、公用語はフランス語ですが、島独自の言語があります。

レユニオン島の特産品はサトウキビ、ターメリック、バニラビーンズ、コーヒー、ラムなど。
南国の食材の宝庫で高品質なことから、「千の美味を持つ島」と呼ばれることもあります。フランスの料理文化と南国の食材、印僑など移民の文化も相まって、ここにしかない食文化も魅力的。
私自身はレユニオン島に行ったことはないのですが、レユニオン産のバニラビーンズや、同じくレユニオン産のターメリックを使った”マサレ”というミックススパイスが大好きで、フランスに行くと必ず買い溜めをして帰るお決まりの食材です。

今回ご紹介する「カリ・プレ(cari poulent)」は、フランス語では”curry poulet”、つまりレユニオン風チキンカレーです。
レユニオン島の家庭料理の定番ですが、フランス本土の家庭でも作られる人気料理です。作り方もカンタン。日本のスーパーで手に入る食材で再現できるので、ご紹介します。

 

 

手羽元のカリ・プレのレシピ(2人分)

 

 

材料 分量
手羽元 6本
玉ねぎ 1/2個
ニンニク 1片
トマト缶(ダイスカット) 100g
カレー粉 小さじ2
ターメリック 小さじ1/2
ジンジャー(粉末) 小さじ1/2
タイム(乾燥) ひとつまみ
オリーブオイル 大さじ1程
ジ塩・胡椒 適量
150ml〜200ml
インディカ米 150g(1合)
170~180ml

 

 

今回使ったカレー粉は、スーパーで買えるS&Bの赤い缶のもの。これにターメリックとジンジャーを加えることで、レユニオン島の雰囲気をプラスします。タイム(ハーブ)を加えるのもポイントです。ジンジャーは粉末がなければチューブのものでもOKですが風味は若干異なってきます。

 

 

付け合わせのお米は日本米でも良いのですが、インディカ米の方がよく合います。
こちらのインディカ米はなんと国産。新潟県で作られていて、日本人の口に合うよう品種改良がされています。
お値段も500gで400円前後と手頃でおすすめです。

 

 

手羽元のカリ・プレの作り方

 

あらかじめ、インディカ米は軽く水で洗ってから所定の量の水と一緒に炊飯器にしかけておきます。

 

 

鍋にオリーブオイルを引き、櫛形に切った玉ねぎがしんなりするまで中火で炒めます。
薄切りにしたニンニクも加え、さらに炒めます。

 

 

玉ねぎを鍋の片方に寄せ、手羽元を入れます。全体的に薄く皮に焦げ目がつくまで炒めます。

 

 

カレー粉、ターメリック、ジンジャー、塩胡椒を加えて全体に行き渡るようかき混ぜ、トマト缶と水を加えて30分ほど中弱火で煮込みます。
水分が半分くらいになり、ソースがトロッとしてきたら塩胡椒で味を整えて完成です(甘い味が好みの方は、ここで少々砂糖を加えても美味しく仕上がります)。

 

 

インディカ米と一緒に盛り付けて食卓へ。

手羽元を使うことで骨からもエキスが出てコク深く仕上がります。
お料理を通じて遠い島に、少し思いをはせてみるのも楽しいですよ。

 

instagramでフランス家庭料理にインスピレーションを受けた料理を更新しています。よろしければ覗いてみてください。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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