【木村きく子のLet’s SDGs ! 通信 vol.8】日本茶とサステナブルな関係性

【木村きく子のLet’s SDGs ! 通信 vol.8】日本茶とサステナブルな関係性

サステナブルに愉しむ日本茶とカクテル”ワークショップに行ってきました

こんにちは。KANKIKUこと“環境のきく子”です。

SDGsに特化した推進事業をしている私は、とりわけ日本の食料自給率や次世代に繋げるべき第一次産業のサポートに力を入れています。

 

今日のテーマは、日本茶。

以前、日本の茶産業の課題や可能性、お茶の効能についても取り上げてきましたが、今日はこのgoogoofooでトップフードクリエイターとしてご活躍の日本茶アンバサダー協会代表理事の満木葉子さんからお声がけいただき参加した日本茶のイベント「サステナブルに愉しむ日本茶とカクテル」のことをお伝えしていきたいと思います。

 

 

番茶フェスティバルにて(松屋銀座) 左:日本茶アンバサダー協会代表理事の満木葉子さん 

右:筆者(SDGs推進事業KANKIKU木村きく子)

 

満木葉子さんとは、Goo Goo Foo のチーフオフィサーから昨秋ご紹介いただき銀座で開催された「番茶フェスティバル」で初めてお会いしましたのがご縁で、今年に入り、「サステナブルがテーマだから、KANKIKU さんにどうかしら?」と、直接お声がけいただき、日本茶もお酒も大好きなわたしにはかなりどんぴしゃなワークショップ!足を運んでまいりました。

 

 

まず初めに、満木さんが夏目漱石の『草枕』の一節、珠玉の玉露の味わい方を読まれて、水で丁寧に抽出した玉露の雫をいただくところから始まりました。実は、先に結論を言ってしまうと、このワークショップでわたしが最も気に入ったのは最初にいただいた2滴の玉露でした。

緑茶の香り、甘み、旨みはやはりお茶そのものをシンプルに味わうのが一番、美味しいと思います。

この玉露が埼玉県の狭山茶であり、なるべく近い産地のお茶をいただくのも、二酸化炭素排出を抑える輸送距離の観点からサステナブルポイントでした。

 

その後は3種ものカクテルと、抹茶をふんだんに使ったお料理プレート。

 

日本酒と緑茶のスパークリング

 

緑茶のモヒート、ほんのり茶葉の深い味がします。

 

ジンで割った緑茶のカクテル・ローズマリーとオレンジピールで香りづけ。

 

食品ロスという観点からも、緑茶の出がらしは実は、カテキンなどの栄養もあり調理次第では美味しく食べれられるということで、バガス(サトウキビのカスでできた紙皿)に入ったおつまみが出されました。

 

オリーブオイルとハーブソルトで味付けされほんのり茶葉の苦味が大人の味。

 

サステナブルに愉しむということで、生産段階で廃棄される茶葉を配合した食器などの商品も出ているという紹介もされました。

環境オタクであるわたしの視点では、日本茶は一人ひとりの消費者が、国民的定番人気となっているコーヒーと同じくらいに毎日飲むこと自体がサステナブルにつながるということをここにお伝えしたいと思っています。

 

 

私が日本茶を愛する理由は美味しくて、ほっとできるから。

そしてKANKIKU として日本茶をおすすめしてるのは輸送距離の観点、日本の茶産業の保全と持続経営のため、茶畑の風景、日本の食文化を次世代に繋げるため=日本におけるSDGsのすべてに通ずるからです。

 

日本茶にも様々な種類あります。料理との組み合わせ、その日の体調、シチュエーション。

無限大の奥深い魅力にあふれています。

日本人である私たちが、また改めてそんな日本茶の魅力を知ることもサステナブルです。

 

日本茶の環境的背景については、こちらのコラムも合わせてご覧いただけましたら幸いです。

【木村きく子のLet’s SDGs ! 通信 vol.4】日本茶はすばらしい~わたしが今こそ緑茶をおススメしたい理由~

 

 

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木村きく子の“Let’s ! SDGs通信”でした。また次回のマガジンもよろしくお願いいたします!

 

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