こんにちは。食べる美容酵素ジェラート「amakouji」を作っている麹王子の阪田です。
今回は日本以外での発酵文化について。
暑い夏は少しでも良いので発酵食品を食べておきたいところです。適度な塩分(ナトリウム)とミネラルが含まれる漬物、味噌汁は夏の最高のサプリメント。
熱中症、夏バテ、食欲不振、怠さなどの予防にも繋がるマジックフードの発酵食、日本の伝統文化であり世界からもリスペクトされているJapanese foodは海外へどのような影響を与えているのでしょうか?
海外と日本の発酵文化は違うのか?と、調べていくといくつか異なる点があります。目的が違ったり、味の奥深さという概念がなかったりと文化の違いを感じられます。
目次
海外の発酵食は日本と目的が違う
海外の発酵文化は長期保存に重きをおいています。対して、日本の発酵文化は多様性と汎用性の高さに優れています。また日本では「麹」が存在します。それが多様性汎用性に長けている要因ですね、まさにJapanese Only Styleです。
・海外での発酵=長期保存するため
・日本での発酵=食に旨味をつけるため
海外ではダシや旨味という表現がありません。それも麹が存在しないからなんですね。近年では海外の三つ星レストランなどでも和食の文化を取り入れた料理が増えています。
それらの事を調べていると、海外と日本の発酵文化の違いがとても面白く、以前から、日本の発酵文化の可能性ついて日本人が広めれていないという印象を感じています。そして、若い世代へもっと浸透すれば面白くなるぞ、と感じています。
海外にない日本独自のUMAMI
北欧でも発酵文化は古くから盛んですが、ピクルスやマリネなど酸味や塩気が強く、味を堪能するといった日本の発酵食とは違います、日本の麹が生み出す「旨味」は当たり前の存在ですが、世界から見るとfantasticでcrazyでbeautifulな世界なようです。
メインディッシュとして「ぬか漬」を提供しているレストランがあったり、どぶろくがスペインのレストランでペアリングとして扱われていたりヨーロッパでの日本の発酵食へのリスペクトの高さなど、日本人である事に誇りを感じます。
日本の発酵食の価値はこれから世界に届けていく、そして世界から日本の発酵文化へのリスペクトが高まっていく、その先には日本人の発酵文化への興味の高まりが体質改善をする事に繋がっていく。
海外へ発酵文化を伝える事が、体質改善の環境作りになると考えています。
今回も最後までありがとうございました。
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