【週末のパルタージュVol.13】バカンス気分のトロピカルソルベ

【週末のパルタージュVol.13】バカンス気分のトロピカルソルベ

こんにちは!お料理クラブパルタージュの竹本です。

毎日の食卓に取り入れることのできる「フランスの家庭料理」を紹介しています。

 

リヨンの小道

 

県外への移動自粛要請もようやく解かれて、これまでに近い生活が戻ってきました。

 

とはいってもまだまだ不安が拭えない日々、今年の夏のバカンスシーズンは、身近な人たちとのんびり過ごす方も多いのでは。

今回はそんな、「おうちバカンス」のお供にぴったりで、梅雨の憂鬱も吹き飛ばしてくれるような爽やかなデザートをご紹介したいと思います。

 

アイスクリーマー不用!フワフワなソルベを簡単に!

 

 

フランスの家庭料理は、デザートのバリエーションも豊富です。

なかでも夏の定番といえば、さっぱりとした口当たりのソルベ(シャーベット)。

フランスは果物が豊富で手頃なので、マルシェで何キロも果物を買って、贅沢なソルベを作る人もいます。

 

そしてこのソルベ、シンプルなデザートなだけに、シャリッとした食感が好みの方や、氷の粒がごくごく小さなスムースな口当たりがお好みの方、好みが様々に分かれるようです。

私の好みは淡雪のように口の中に入れるとスッと消える、ごくごく軽い口当たりのソルベです。

 

この「淡雪ソルベ」のポイントは「メレンゲ」。

アイスクリーマーが無くても作れるので、私流のレシピをご紹介したいと思います。今回はバカンスをイメージして、パイナップル・レモン・ミント組み合わせです。

 

 

 

淡雪ソルベの材料

 

 

材料(作りやすい分量) 分量
卵白 卵2個分
砂糖/td> 60g
パイナップル 200g程
レモン果汁 大さじ2程
スペアミント 適量
ホワイトラム(好みで) 大さじ1/2程

 

 

 

淡雪ソルベの作り方

 

卵白をピンと角が立つまで固めに泡立てます。小さじ1弱ほど、ほんの少しレモン果汁(分量外)を加えると、しっかりとしたメレンゲを作りやすくなります。

 

 

小鍋に砂糖と水20ml程を混ぜ合わせ、加熱してシロップ状にします。

加熱しすぎるとカラメルになるので、火加減に注意しながら全体を煮立たせます。

 

 

泡立てたメレンゲに煮詰めたシロップを少量ずつ加えながらしっかりと混ぜ合わせます。

ツヤツヤとした光沢のあるメレンゲになります。これが「イタリアンメレンゲ」です。

 

 

フードプロセッサーでパイナップル・レモン果汁・ミントを撹拌してスムージー状にします。

 

 

こんな状態になればOKです。

 

 

イタリアンメレンゲにスムージー状のパイナップルなどを加え、全体がしっかり混ざるまでゴムベラなどでサクサクと混ぜ合わせます。

この時お好みでホワイトラムを加えます。私はミントが好きなので、さらにミントの葉をそのまま加えました。

 

タッパなどに入れて冷凍庫で固めます。冷凍庫によっては30分くらいで外側が凍って、底に若干の水分が分離して溜まるので、冷凍庫で冷やす間、1度か2度ほど全体を大きく混ぜると仕上がりが綺麗になります。

 

 

このようなきめの細かいソルベが出来上がります。これで完成!

 

ここからはアレンジです。

 

 

グラスに入れて、さらにラムを加えてパイナップルモヒート風に。

 

生クリームを少しだけ乗せると、メレンゲとクリームのお菓子、パブロバ風に。

 

卵白が余った時など、作ってみていただけるととても嬉しいです!

 

 

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