お料理クラブパルタージュの竹本です。
日常に取り入れて楽しめる、フランスの家庭料理をご紹介しています。

唐突ですが、味のりって美味しいですよね。
私は関西の出身なのですが、関西で「のり」というと当たり前のように「味のり」のことを指したので、
関東にきて、こちらで「のり」というと「白子のり」を指すことを知ったときはカルチャーショックでした。
関東に来て長い時間が過ぎましたが、今でもおにぎりののりは、やっぱり「味のり派」です。

そんな味のり大好きな関西の出身者もきっと満足できるのが、
食品館あおばの『あおばが作ったパリッと美味しい味のり』です。
名前の通り「パリッ!」「サクッ!」とした食感がたまりません。濃すぎず薄すぎないちょうど良い旨味と塩加減、そしてほのかな甘み・・・関東でこんな味のりに出会えるなんて。おにぎりにおつまみに・・・あっという間になくなってしまいそう。
つまみ食いをちょっと我慢して、今日はフランス家庭でもごちそう料理、「パエリア」のアレンジレシピに、
『あおばが作ったパリッと美味しい味のり』と、あおばの食材でチャレンジしてみます。
目次
食品館あおば自由が丘店でパエリアの食材を探す

イカ墨のパエリアのイメージ photo by eatingeast (flicker)
今回はスペインのバレンシア地方やカタルーニャ地方の名物「イカ墨のパエリア」をイメージして、イカ墨の代わりに味のりを使って作ることにしました。
イカ墨とのりは全く違う食材ですが、同じ磯の風味を持った旨味の強い食材という共通点があります。

あおばオリジナルの味のりは、たっぷり100枚入り。
美味しい海苔の名産地、有明海産です。
味のりを調達したら、海鮮です。食品館あおばの自由が丘店の海鮮コーナー、私のオススメは・・・

このシーフードミックスです。イカ・海老に加えてホタテとアサリがたっぷり入っているので、食材からの出汁が重要なパエリアにはぴったり。しかもたっぷり260g入って、480円(税抜)のお手頃価格なのも嬉しいところ。

次はお野菜コーナーに。パエリアといえば欠かせないのが

パプリカです!
パプリカといえばオランダ産や韓国産をよく見かけますが、あおば自由が丘店で静岡県産のパプリカを発見!
しかも国内ではまだまだ珍しい縦長の品種。この品種のパプリカはとっても甘いのが特徴で、しかもこのプリンセスパプリカはGABAがたっぷりの機能性食品。こんな珍しい食品もあおばでは手に入るのです。
磯の香りのフライパンパエリアの材料(2人分)

| 材料(2人分) | 分量 |
|---|---|
| 米(無洗米) | 1合 |
| 味のり | 15~20枚 |
| シーフードミックス | 150g |
| パプリカ | 1〜1/2個 |
| 玉ねぎ | 1/4個 |
| ニンニク | 1片 |
| トマト | 1/2個 |
| オリーブオイル | 適量 |
| 塩・胡椒 | 適量 |
磯の香りのフライパンパエリアの作り方

あらかじめ水300mlの中で味のりをふやかしておきます(10分くらい)

ニンニクをみじん切りにし、中火にかけたフライパンでオリーブオイルと一緒に軽く炒めて香りを出します。

みじん切りにした玉ねぎを加え、しんなりするまで炒めたら、角切りにしたトマトを加え、全体がなじむまで炒めます。

シーフードミックスを冷凍のまま加え、溶けて水分が全体に回るまで炒めます。

米を加え、全体がなじむまで加熱します。

ふやかした味のりと一緒に水300mlを加え、弱火にして木べらで全体をよくかき混ぜ、全体にのりを散らします。
小さく切ったパプリカを加え、適度に塩胡椒をします。
中火で5分ほど加熱し、沸騰したら弱火にして、蓋をして10〜15分ほど加熱します。

味のりが変身。磯の香り漂うパエリアになりました。

とりわけ、「おこげ」の部分が美味しいパエリアです。
味のり自体に十分に旨味があるので、ブイヨンや旨味調味料を使わなくても十分美味しく作れます。
味のりはお好みでもっと沢山加えても。皆様も味のりでパエリア、ぜひお試しください。
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