肉と会話するWAGYUシェフ永山俊志の『WAGYUのトリセツ』vol.1

肉と会話するWAGYUシェフ永山俊志の『WAGYUのトリセツ』vol.1

 

皆さま、初めまして。WAGYUシェフの永山俊志と申します。

 

私が「WAGYU」と出会ったのは26歳の時でした。

 

人生の保険のつもりで取得した調理師免許。

 

まぁ、実際に修行を重ねた今となっては「調理師免許」を持っているだけでは、プロの現場では通用しないことも分かっているのですが、

 

 

当時19歳の私の浅はかな考えでは「調理師免許を持っていれば仕事に困ることはないだろう」でした。

 

 

決して真面目な生徒ではなかったのですが、なんとか卒業。そして数年後、人生の転機が訪れます。

 

調理師専門学校の講師をしていた先生が、実家の焼肉屋さんを継がれ、その焼肉屋さんが当時あった口コミサイト「東京レストランガイド」の全部門で1位を獲り、スタッフを大募集していたのでした。

 

 

講師時代も人気のあったその先生に声をかけられ、私は26歳の時に誘われるままに焼肉屋さんで働くことになります。

 

 

当時は「パワハラ」という言葉もなく、怒鳴られたり、休みがなかったり、長時間労働は当たり前。

 

身長が180cmの私の体重は52kg。精神的にも肉体的にもギリギリの修行時代でした。

 

しかし、この時代にたくさんのことを吸収させていただき、「肉と会話する」ということを習得しました。

 

「WAGYU」とは、日本が世界に誇る食材の一つです。

 

他のどの国の牛と比べても、同じような牛は存在しません。

 

皆さまは、スーパーに行けば「WAGYU」を簡単に手に取ることができます。

 

この身近にある稀有な食材「WAGYU」を、もっともっと一緒に楽しみましょう!

 

とは言うものの、家庭で調理をするのは難しいんじゃないの?とお思いの方!

 

次回からは、家庭で食べられる「WAGYU」の美味しい調理法をご紹介していきます。お楽しみに!!

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