お茶の木をみたことってありますか?
日常茶飯事という言葉があるくらい当たり前になっているがゆえに、その原型に意識をむけることってなかなかないかもしれません。 手前味噌ですがわたしの主宰する日本茶アンバサダー協会の運営する「銀座のお茶プロジェクト」では、銀座のど真ん中に位置する松屋銀座の屋上でお茶の木を育てています。
近場で気軽にお茶に接することのできる場所を作りたくって、前身のプロジェクトを2014年に立ち上げたのですが、この3月からは岡山県美作市から苗をお迎えしました。
目次
お茶の木ってどんな木?
チャノキ=お茶の木は亜熱帯性植物で北緯45度から南緯45度にかかる範囲で世界中で栽培されています。
トマトや甘藷のように収穫したらまた種を蒔くタイプではなく、永年作物といって一度植え付けたら改植するまで、30年程度収穫します。
ただし収穫ができるようになるまでは短くても3年、長いところだと10年くらいかかります。
煎茶もほうじ茶も玉露も、品種や栽培、製造の方法は異なりますが、同じチャノキからできています。
銀座の茶畑
お茶の木が根を伸ばせるためには土の深さが必要です。
そのため銀座のお茶プロジェクトでは鉢で育てていますが、育つにつれ鉢の中は根っこでビッチビチになり、お茶の木たちには少し申し訳ない気持ちです。
古くなった茶樹の伐根作業をしたときの写真がこちら。
お茶の木の生命力を感じます。
そしてこの3月20日に植樹会を開催して、美作から成木を3鉢分6本、苗を6鉢分12本お迎えしました。
写真右側が成木、左側が苗、左奥の2鉢は2014年から継続の12年生の成木です。
今はまだ小さいですが、プロジェクトメンバーの皆さんで大切に大きく育ててまいります!
お茶の木の最新状況はプロジェクトメンバーのお世話記録「銀座のお茶プロジェクトFacebookページ」でご覧いただけます。
⇒https://www.facebook.com/ginzanoocha
ところで、どうして美作のお茶なのか?気になりませんか?
それには深い理由が・・・。
ぜひこちらを読んでみてください!
銀ブラついでにENJOY!日本茶!!!
併せて読みたい!