【蕎麦打ちパフォーマー・岩品幸司】冷たいもり蕎麦が美味しい季節 〜大根おろしで召し上がれ〜

【蕎麦打ちパフォーマー・岩品幸司】冷たいもり蕎麦が美味しい季節 〜大根おろしで召し上がれ〜

こんにちは、蕎麦打ちパフォーマー・岩品幸司です。

蕎麦打ちパフォーマンス・蕎麦打ち教室を通じ、多くの方に蕎麦の歴史・文化を伝承していき、100年、200年と日本の蕎麦文化、ひいては料理・食文化が続いていけるよう精進して参ります。

 

 

冷たいもり蕎麦が美味しい季節になりましたが、薬味は何がお好きですか?

私は辛味大根が好きですね。

ただ、なかなか東京では辛味大根が手に入らないですよね。

そんな時、青首大根でも大根の大きさ、部位によっても物凄く辛い大根おろしができます。

 

 

 

辛い大根おろしの選び方

★大根の根っこの部分。

★大根がシュッとしている。

★細い大根。

この様な大根は辛い大根おろしになります。目が覚める様な辛さの場合もありますので注意しながらお楽しみ下さい。

*写真の左側の様な大根を選ぶといいです。

 

 

 

大根の栄養価

ビタミンC

葉酸

カリウム

食物繊維

<出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」>

 

 

蕎麦に含まれているルチン

ルチンとは、そばやいちじくに特徴的に含まれるポリフェノールの一種で、血管強化作用や抗酸化作用があります。ヘスペリジンなどとともにビタミンPとも呼ばれている、水溶性のビタミン様物質です。

ルチンとビタミンCの摂取により美肌効果があると言われてます。

●美肌効果


そばに含まれるビタミンPは、ビタミンCの吸収を高め、コラーゲンの生成や血管の強化などビタミンCの働きを促進します。また、ビタミンCには酸化を防ぐ働きもあるため、活性酸素によるダメージも防いでくれます。

 

ただし注意して頂きたいのは大根おろしのビタミンCは熱に弱く、時間とともにビタミンCが消滅するそうですので、蕎麦を食べる寸前におろす事をお勧めします。

冷たい蕎麦に辛い大根おろし、ベストマッチな食べ方です。

また、大根と蕎麦の食物繊維も取れますので腸内環境も良好になります。

 

 

蕎麦湯

蕎麦を食べ終わったら必ず蕎麦湯を飲みましょう。

蕎麦の栄養素は水溶性なので茹で湯に溶け出してしまいます。

ですから蕎麦湯を飲まないとしっかり栄養素が取れません。必ず飲む様にしましょう。

蕎麦汁の残りに蕎麦湯を割って飲むのは大変美味しいですが、蕎麦汁には塩分が含まれていますので塩分取り過ぎにはお気をつけ下さい。

蕎麦湯だけで飲むのをお勧めします。蕎麦湯だけで最後に飲む事を忘れずに、美味しいですよ。

 

 

蕎麦湯が飲める乾麺の選び方

最近は乾麺でも蕎麦湯が飲めますとうたっている乾麺がありますが、まだ多くの乾麺は原材料名で【小麦粉、蕎麦粉】の順番で尚且つ【塩】と書かれている乾麺です。この様な乾麺の蕎麦湯は絶対飲んではダメです。

乾麺でも【蕎麦粉、小麦粉】の順番、【塩】が使われていない乾麺を選びましょう。

 

 

美味しく健康に良い乾麺を選んで下さい。

 

 

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