【管理栄養士・片桐佑香の受け継ぎたいばあちゃんの知恵 vol.21】きゅうりのヨーグルト味噌漬け

【管理栄養士・片桐佑香の受け継ぎたいばあちゃんの知恵 vol.21】きゅうりのヨーグルト味噌漬け

こんにちは、管理栄養士・そぼく料理研究家の片桐佑香です!

 

【受け継ぎたいばあちゃんの知恵】は、“食の多様化が進む中でも、10年後も20年後も、ずっと受け継がれて行けば素敵だな”と感じる「ばあちゃんの知恵」が詰まった日本の伝統的な“美味しいもの”を、漬物作り・味噌作りなど、手仕事が大好きな私がご紹介していく企画です。

 

梅雨。ジメジメしたり、蒸し暑かったりと、少し過ごしにくい気候が続いていますが、こんなうれしい産物も。

 

 

きゅうり!!

笑っちゃうようなすごくいびつな形なんですが、じつは私の畑で初めて採れたきゅうりなんです。夏に近づくにつれてみるみると育ち、ちょっと目を離したすきにこんなに巨大になってしまいました(笑)

 

でも、美味しさは格別!甘い!!

 

以前から自宅のベランダにプランターで野菜を育てる「ベランダ菜園」はやっていたのですが、「もっといろいろな野菜を自分で育てて、四季折々の野菜を日々の料理の中で活用し、味わえたら・・・。」そんな憧れがあり、今年から畑の1区画を貸りることに。

 

畑となると、耕したり、草取りをしたり、剪定をしたりと、手入れはプランターの何倍も大変・・・

 

ですが、作業に手こずっていると「大丈夫かい?」と優しく声をかけてくれたり、アドバイスをしてくれる、近くの畑のおじいちゃんやおばあちゃん。

 

そういった人の温かさだったり、緑に触れることが出来る畑作業が、慌ただしい暮らしの中での1つの癒しとなっています。

 

きゅうりといえば、うちのばあちゃんも庭から採ってきてはよく食べさせてくれたものです。冷やしたきゅうりに味噌を漬けて食べる「もろきゅう」はシンプルで格別ですし、浅漬け、味噌漬け、など、いろいろ作ってくれました。

 

今回は、きゅうりの味噌漬けをちょっとアレンジ。「きゅうりのヨーグルト味噌漬け」をご紹介したいと思います。

 

きゅうりの栄養

夏、むくんだり、だるさを感じたことはありませんか?そんな時は、きゅうりがおすすめです。

カリウムには利尿作用があり、体内のナトリウムを排出して、むくみの解消に効果が期待できます。

体内の不要な塩分の排出をしてくれるため、高血圧の予防にも役立ちます。

 

 

きゅうりのヨーグルト味噌漬けのレシピ

袋に入れて漬けるだけで簡単!ご飯にもお茶請けにもぴったりな、塩分控えめであっさりとしたお漬物です。

ヨーグルトを加えることで、糠漬けのような爽やかでクセになる味が楽しめます。にんにくの風味も加わって、後を引く美味しさ。

ヨーグルトにも味噌にも乳酸菌が含まれるため、腸内環境を整えてくれる働きも期待できる組み合わせです。より効果を得たい方は、「生きたまま腸に届く」と表記のあるの乳酸菌が含まれるヨーグルトを選ぶとよいでしょう。

 

 

材料

材料 分量
きゅうり 2本
A.味噌 大さじ3
A.ヨーグルト 大さじ1
A.おろしにんにく 小さじ1/4

 

作り方

1.きゅうりは横半分に切って、ジッパー付き袋に入れる。

 

2.Aを加えて揉み込む。

 

3.封をして、冷蔵庫で一晩漬ける。

 

 

たれを軽くぬぐい、食べやすい大きさに切ってお召し上がりください。

保存期間は3~4日以内が目安です。

残った漬けダレは、オリーブオイルを少し加えて、ドレッシングにしてもとっても美味しいので、サラダなどにかけて食べてみてくださいね。

 

いかがでしたか?

これからますますきゅうりがたくさん採れる時期。

よろしければ参考にしてみてください。

 

 

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