【満木葉子×食品館あおばの日本茶完全攻略法 vol.4】健康長寿の妙薬?!掛川茶と海苔で夜のティータイム

【満木葉子×食品館あおばの日本茶完全攻略法 vol.4】健康長寿の妙薬?!掛川茶と海苔で夜のティータイム

日本茶アンバサダーの満木葉子が日本茶全6種吟味いたします!

青果店からはじまり神奈川を中心に店舗展開する『食品館あおば』さんの自社プライベートブランド『AOBA』の日本茶吟味第4弾は「掛川茶」。

 

掛川というと美味しいお茶の産地として知られていますが、近年その名をさらに高めたのは「掛川スタディ」という研究です。

 

掛川市は全国の人口10万人以上の都市の中でガンによる死亡率が最も低く、市民がよく飲むお茶に理由があるのではないかと大規模な調査が実施されました。

その結果、お茶をたくさん飲む生活習慣が、生活習慣病予防に効果的であることが明らかに。

さらに掛川で多く作られている深蒸し茶は、茶葉が細かいため、より成分が多く溶け出していて健康にいいのでないか?と、NHKの『ためしてガッテン』でも紹介されたことから、一時は注文が殺到したそうです。

 

AOBAのお茶を製造している大井川製茶さんは静岡のお茶屋さんですし、掛川茶には力が入っているのでは?など推測しつつ、、、さっそく淹れてみます。

 

 

AOBAさんの掛川茶やいかに?

 

 

こちらの写真、ご注目いただきたい点は2つあります。

 

1つ目は茶葉。

先ほど申し上げたように深蒸し茶でかなり細かいのがお分かりいただけると思います。

 

2つめは急須の内側の網。

こちらは「帯網急須」といって、ぐるりに目の細かい網が張り巡らされているため目詰まりをおこさず深蒸し茶が淹れやすいと評判の急須です。「帯網急須」と検索すると出てきますので興味のある方はぜひ!

 

お茶を待つ間にお茶請けを用意しましょう。掛川茶にあわせるのはこちら!

 

 

AOBAの味のりです

 

 

お歳暮などで海苔とお茶のセットがありますが、乾物同士で扱いやすいというだけでなく、お茶✕海苔はすばらしいマリアージュです。

 

vol.2でも触れましたが、違う種類の旨味がかけあわせられると美味しさがかけ算します。

海苔にはお茶と同じグルタミン酸に加えてイノシン酸、さらにこちらのように味のりだと「アミノ酸」含み調味料がいろいろ含まれていますので、旨み大爆発です!

 

 

お茶と海苔のだけのつもりでしたが、勢いにのって羊羹もいっしょにいただくことに。

 

いざ、実食。

 

お茶は煎茶らしい爽やかさ、苦み、甘みがそろっていて、バランスがいい印象です。

 

海苔との相性は前述の通り抜群!こちらの味海苔はしつこくなくてお茶に合います。

羊羹は甘みがしっかりしているためお茶のほうの甘みがかき消されてしまいましたが、いいんです、いいんです。深夜の羊羹って背徳的で大好き!

 

海苔についてはgoogoofooフードクリエイターの皆さまが素敵なレシピをたくさん紹介しているのでそちらもあわせて読んでみてくださいね。

 

食品館あおばでENJOY!日本茶!!!

 

 

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