無添加食品プロデューサー「井上嘉文」が提案する【岡山県・新見市産のイノシシ肉】のある暮らし

無添加食品プロデューサー「井上嘉文」が提案する【岡山県・新見市産のイノシシ肉】のある暮らし

近年、世界中で爆発的に近視の人が増えているのです。文部科学省の調査(2013年学校保健統計調査)では、裸眼視力が0.3未満の小学生は、1979年に比べて3倍以上も増えています。しかも、裸眼視力0.3未満の人の割合は年齢が上がるにつれて高くなり(2013年は約33%)、高校生の近視率(裸眼視力1.0未満)は65%にものぼります。

2019年は新しい元号が誕生。天皇が交代して、消費税増税という結構大きなニュースが目白押しだった。翌年、2020年はオリンピックイヤー。国立競技場も完成して、国民の頭の中は「TOKYO 五輪」にまっしぐらな様子だ。

そんな令和の新時代で“今を生きる”私たちにとって、正月を過ぎてしまえば、干支を話題に出す機会は目減りする。そういえば、2019年の干支は「猪」だったんだ。

私は近視がすこぶる強くて、いつでも眼鏡が欠かせない。これ以上、目が悪くなるのは失明の危険すらある。マーケティングの世界でも、“近視眼的”な発想や物差しで測ることは危険であると、コトラーは教えてくれている。

そういえばインドの新聞社「Times of India」のGMが東京に来てアテンドをした時、「インドでは未だに新聞の普及率が圧倒的に高いので、紙媒体の広告に効果はある」と話していたな。

なるほど、「広告はデジタルに完全シフトした」という小さい島国で通用する色眼鏡だけでは、世界の真実は時にぼやけて見えてしまう。

「今日の晩御飯は、焼肉、焼き鳥、豚しゃぶのどれにしようか?」
“近視眼的”な肉の選び方をすると、こんな会話が生まれるだろう。


肉の選び方も、眼鏡を矯正すると新しい世界が広がりそうだ。
ジビエ…いや「猪を食べる」という選択肢が出てくるのだから。

点眼薬を指さずとも、目頭を押さえてしまう獣らしい芳香と味。
牛、鶏、豚では出せない男くさい色気とフェロモンが、猪肉にはある。血抜きの技術で、臭みはまるでないのに…どうやら猪肉には、まだまだ偏見があるようだ。

それでは、emotional tribeが、岡山県・新見市の猪の魅力を紹介しよう。令和元年は、偶然にも「猪」にまつわる仕事をする機会に恵まれた。有限会社ミナミの全面協力により、国産の猪肉と今年はたくさん対峙した。

今月は、【岡山県・新見市産のイノシシ肉】のある暮らし。

Not only infomation,but also emotion.

 

 

おかやまジビエは美味しい!㈲ミナミの高級シシ肉。

㈲ミナミのカットされた高級シシ肉がプレートに並べられている様子

岡山県・新見市に、またぎから直接仕入れた新鮮なイノシシ肉を提供する会社、㈲ミナミがある。猪肉の概念が大きく変わったのは、この会社の南社長との出会いからだ。6次産業化プランナーとして3回ほど新見市に訪れて支援をして、現在は商工会専門家講師として、支援継続をしている。2018年からのお付き合いで、何度も岡山に足を運ばせていただいた。有限会社ミナミのイノシシ肉の脂は、澄んだ純白。ぼたん鍋で並んだとき、紅白は美しく、上質な肉がウリ。

 

スライスされて便利なシシ肉。「ぼたん鍋」のみならず

猪肉とほうれん草のクミン炒めの完成の様子

イノシシ肉の育成には最適な地域環境が整っているのが新見市だ。秋には、豊富な堅果類(どんぐりなど)が実っており、寒さを乗り切るためのエサが美味しい脂へと昇華する。今宵は、クミンシード、クローブを振りかけて、ほうれん草とサッと炒めて「猪肉とほうれん草のクミン炒め」が完成。脂身が最も少ない「モモ肉 スライス」を使った。200gの使い切りだから、ちょうどいい。

 

現場が命。立ち会った解体作業でアドレナリンが放出。

猟師の岡崎太郎さんがイノシシを捌いている様子

現役のまたぎ(猟師)である、岡崎太郎 氏。もう長年、またぎをされているプロ。罠猟も鉄砲もダブルの免許をもつ、猪ハンターである。岡崎さんは、人がいい。そして腕がいい。肉の美味しさは、この処理スピードと技術に比例するのだ。いつも優しく接してくれる 岡崎さんに感謝をしなければ。

 

名店『ピアットスズキ』×猪肉の1日限定フルコースを!

店内の雰囲気の様子

2019年9月25日、ミシュラン12年連続★獲得のイタリアンである、『ピアットスズキ』にて、鈴木弥平さんの猪のフルコースイベント「新見産猪の夕べ」が開催された。このイベント企画と運営をemotional tribeが従事。このイベントは、岡山県のジビエ業者を対象とした助成金を活用して、㈲ミナミの猪肉を首都圏の方々に知ってもらうための企画の第1弾。11,000円のスペシャルコースで、デザート以外のすべての料理に㈲ミナミの猪肉が使われた。満席御礼の様子が、コチラ。

 

猪肉と一流シェフとの融合で、新しい発見を見出す日

イベント「新見産猪の夕べ」にて提供されたメニュー4品

帰り際、オーナーの弥平シェフから「あの猪、美味しかった。またぎからの直送では冷蔵の温度帯で流通ができないんだよね」と味に太鼓判を押していただけた。やはり、“鮮度の違い”がハッキリと分かるのも、シェフの素晴らしさ。改めて、その腕と経験に脱帽した。7年ぶりの再会なのに、僕の無茶なリクエストにも全然嫌な顔せず、一緒にスペシャルコースを創作して下さった弥平シェフに改めて感謝がしたい。11月1日からグランドメニューで「猪ロース肉のラグー・パッパルデッレ」が2週間限定メニューで採用された。

 

編集後記

集合写真の様子

スマホ、PC、あらゆる仕事で目を酷使する私たちは、近視と隣り合わせにあるだろう。紹介した書籍では、なかなか実現が難しいことも書いてあった。太陽の光に含まれるUV-Bを浴びた場合、ビタミンDが生成されてプラスなのだが、たいていの眼鏡はブルーライトも含めて紫外線をカットするレンズが主流。都合のよい光も入ってこなくなる。紫外線を防ぐ眼鏡の方がシミも予防できるから、どちらを優先するべきか。近視もシミも抑制したいし私にとっては、難しい選択である。

他にも興味深い文献で「タワーマンションに住んでいる人は近視になりやすい」というデータがあった。詳細は割愛するが、上から眺める景色は素晴らしいタワマンには意外なところに落とし穴があるようだ。“B級グルメ”として位置づけされた猪肉を、上から余裕で眺める牛肉のようだ。

まだまだ、牛肉は最上級の肉。揺るぎない価値とポジションニングがある。しかし、猪肉は4,500~5,000円/kgの高級肉なのである。B級グルメなんて、おこがましい。

そんな、猪肉の美味しさを教えてくれたのが、有限会社ミナミの南さんたちだった。
岡山県新見市の『伯備』(写真の店)にも猪肉を出荷しており、ぼたん鍋を生まれて初めて食べたのは、ここだった。『伯備』を超えるぼたん鍋に、まだ私は出逢っていない。

味噌ベースの濃厚で滋味深い出し汁に浸った猪肉を、生卵をくぐらせて葱と一緒に頂く。いくら食べても飽きずに脂もしつこくない。

有限会社ミナミとは、岡山で一緒に辛酸をなめた仲。新見市市長、県議に猪肉の販促をできる環境を整えようと面会したり、お互いが現時点でベストな行動は何かを考えて共に行動してきた。南社長と仕事ができて、本当に嬉しく思っている。第2回のイベントは、2020年2月12日で、中華料理×猪肉という新しいコラボが決定しているので、楽しみにしていただきたい。

皆さまも、素直な好きを大切に。

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