皆様、こんにちは!
ジャケ買いワインソムリエの岩本すずかです。
新型コロナウィルスの影響で、まだまだ自由に旅することはままなりませんね。
海外は少し難しくても、日本国内なら解禁ですよ〜!・・・という日を心待ちにしている一人です。
もちろん、近い将来訪れたい国内のワイナリーもたくさん!
今回は、「日本ワインの美しい星になる。」という素敵な想いが詰まったワインと、
それらを生み出す4つの有名ワイン産地を巡る旅へご案内いたします。
目次
お酒の老舗が造る、誠実なワイン
この星のマークを見て、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。
そう、ビール会社の老舗、サッポロビールさん。
お酒の醸造において歴史ある企業が、素晴らしい日本ワインをリリースされているのです。
”日本の美しい風土を活かしたワインづくり”、
”つくり手の情熱がぶどうの個性を引き出した繊細かつバランスのとれた味わいを”、
”美しさを求める日本人の感性を満たす、上質で豊かな時間を”。
という想いのもと、まさにワイン造りにおいて大切な「天(風土・気候)」「地(土壌)」「人(造り手)」を表現しています。
ワイン名は、「グランポレール」。
”フランス語で偉大さを表す「グラン」と
北極星を意味する「ポレール」から”名付けられています。
明治新政府の政策による北海道”開拓使”が設立されたのが1869年、今から152年前!
当時の醸造事業に端を発する開拓の歴史が、「北極星」=「ポレール」に込められているのですね。
北海道へ
近年の地球温暖化の影響により、ワイン用ブドウの栽培地として脚光を浴びている北海道。
冷涼な気候がドイツの有名産地と似ているため、ドイツ系のブドウ品種栽培に適しています。
その中でも畑を構える土地は、余市。
数種類ラインナップされていますが、おウチ飲みにオススメなのはフレッシュでフルーティ、気軽に飲めちゃうこちら。
白ワイン:「グランポレール 余市ミュラートゥルガウ」1,980円(税込)
(商品写真は「グランポレール」ブランドサイトから引用、以下同じ)
赤ワイン:「グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ」2,090円(税込)
ミュラートゥルガウにツヴァイゲルトレーベ・・・・どちらも舌を噛んでしまいそうな品種名ですよね(笑)。
実は今年のお正月は北海道へと、1年の縁起を担いで初日の出を見るフライトに搭乗しました。前職CAになったのも、飛行機が大好きだったから。
2021年1月1日のご来光。
もこもこの雲が可愛い。
このフライトの行先は新千歳空港、旅の目的地も新千歳空港!
コロナ禍ということもありますから空港から一歩も出ずに、日帰り旅行です。
新千歳って、まるでテーマパークのように楽しいんです!
到着して早朝の朝ご飯は、立ち食い寿司からスタート。
「北海道ラーメン道場」コーナーの開店時間を待って、名物味噌ラーメン。
雪の降る中、滑走路の音が聞こえる露店風呂温泉に2回入ってお昼寝し・・・・
お風呂上がりには、バーでシャンパーニュの大御所「テタンジェ」を一杯。元旦特別価格で一杯700円という粋な計らい。
北海道ならでは、ホッケとマスのフィッシュ&チップスをおつまみに。
(「テタンジェ」はサッポロビールさんが輸入されているんですよ〜)
これまた元旦限定、お雑煮とおつまみのセットも。
そしてせっかくなので、夕食に回転寿司を。
新鮮なネタが色々こぼれてます!
食後は帰りの便を待つ間に、滑走路を眺めながらサッポロビールでシメ。
以上全部空港の中で出来るってすごいですよね。
今年1年の計画を立てたり高尚な旅時間を過ごすはずが、誘惑が多くて全く出来ませんでした…….笑
いつもと変わらず食いしん坊な一年になることを予言した元日でした。
長野へ
さて「グランポレール」のお話に戻ります。
産地その2は日本が誇るワイン産地の一つ、長野。
1975年、長野市郊外に最初のブドウ畑「古里ぶどう園」を開き、その後2010年により高品質なブドウを求めて開かれたのが「安曇野池田ヴィンヤード」。県内で2つの産地それぞれのワインが、それぞれの土地の個性を打ち出しています。
こちらでは皆様お馴染みのブドウ品種、カベルネ・ソービニョンやシャルドネを栽培しています。
ユニークなのは高級デザートワインも造られていて、なんとお値段3万円以上!
「グランポレール 長野古里リースリング貴腐」33,000円(税込)
上質な甘口貴腐ワイン(貴腐菌を利用した特殊な造り方)を日本でリリースするあたり、造り手さんの技が光ります。
山梨へ
日本で最古のワイン産地といえば、山梨。この地では様々な世界品種が栽培されていますが、長い歴史の中で日本独自のものも生み出されています。
今や世界的に有名な品種となった白ワイン用ブドウの「甲州」や、ブドウの交配により山梨県が開発した赤ワイン用ブドウ「甲斐ノワール」。「グランポレール」ではこの2つにスポットライトを当てています。
特に甲州は、海外でも”Koshu”とそのままの名前で呼ばれ、親しまれています。品種の味わいの特徴は、まるで日本酒のような「吟醸香」がほんのりと感じられること。クセがないスッとした魅力で、故に和食にはとても合わせやすいです。
「グランポレール 山梨甲州<樽発酵>」2,759円(税込)
なんと2019年産のこのワインは、イギリスで行われる国際コンペのIWSC(International Wine and Spirit Competition)において本年の金賞を受賞しました!(過去にも受賞歴多数)
日本ワインが海外でも評価されることは、大変嬉しい快挙ですね!
「グランポレール 甲斐ノワール」1,989円(税込)
岡山へ
瀬戸内海の温暖な気候に恵まれた、岡山。個人的には地中海に面したプロヴァンス地方を思い起こさせます。
ここで栽培されるのは、岡山ならではの白ワイン用ブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリア」や日本原産の赤ワイン用ブドウ「マスカットベーリーA」など。
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」というと聞き慣れませんが、ここ数年大人気の「シャイン・マスカット」を丸かじりしたような、フレッシュで爽やかな甘さが魅力です。「ワインは甘めが安心」という初心者の方でもトライしやすい一本です。
「グランポレール 岡山マスカット・オブ・アレキサンドリア<薫るブラン>」3,850円(税込)
「グランポレール岡山マスカットベリーA樽熟成」1,980円(税込)
ワインツーリズムへGo!
ご紹介の通り「グランポレール」が最も特徴的なのは、1つのブランドで北から南へ4つの産地から生み出しているところ。日本ワインの美しさを愛し、それを支え、より良いものを造り上げる企業・サッポロビールさんのお取り組みに、一人のワインファンとして心を打たれます。
日本のワイン文化発展、品質向上のためには、購入してより日常的に親しむことがその多大な応援となります。
山梨県勝沼と岡山のワイナリーでは、見学可能な仕様になっているそう。コロナ禍が落ち着いたら、”美しい日本ワイン”を求めてぜひ訪れたいですね!
【グランポレール ブランド/ 購入サイト】
https://www.sapporobeer.jp/wine/gp/
『ジャケ買いワインのセレクトショップWine and Weekend』
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