【週末のパルタージュ Vol.24】食品館あおばの牛乳で濃厚カッテージチーズを作ってみよう!

【週末のパルタージュ Vol.24】食品館あおばの牛乳で濃厚カッテージチーズを作ってみよう!

お料理クラブパルタージュの竹本です。
日常に取り入れて楽しめるフランスの家庭料理をご紹介します。

 

 

牛乳って、同じように見えて、比べてみると個性豊かです。
「うちの牛乳はコレ!」と決めているという方も少なくないと思いますが、時々新しいものに目を向けてみると、気がつかなかった個性にちょっと驚くことがあるかもしれません。

なぜこんな話をするかというと、最近これを実感することがあったからです。
神奈川県と東京都に展開するスーパーマーケット、食品館あおばのPB商品、「産地直送牛乳」。シンプルなパッケージをよくよく見てみると・・・

 

 

どうですか?この牛乳、一言でいえば「濃い」んです。

成分無調整で、年間を通して乳脂肪分が3.6%以上、冬場には4%を超えています。
無脂乳固形分(乳脂肪分を除いたタンパク質や炭水化物など)も、この通り。
おなじみの牛乳のパッケージを見て比べてみていただけるとわかると思いますが、これ、とっても「濃い」です。

 

1パック300円以上するような、いわゆる「高級牛乳」には濃厚さを謳うものはたくさんありますが、すごいのはこの牛乳、

 

 

200円しないんです・・・!

これに気付いてしまったら、手に取らないわけにはいきません。
そしてこのお値段でとってもミルキーな牛乳が手に入ったら、作りたいのがカッテージチーズです。

 

 

おいしい牛乳が美味しいカッテージチーズを作る

 

フロマージュ・ブラン photo by Erica Ashleson (Flicker)

 

作りたい、と言いましたが、ここだけの話、昔はカッテージチーズのようなフレッシュチーズが苦手でした。昔どこかで食べたカッテージチーズに味気のない印象を受けて、そのイメージをずっと持っていたのです。

でもこの印象を塗り替えるたのが、リヨンで食べた「ごくごくフレッシュなフロマージュ・ブラン」でした。

 

フロマージュ・ブランはカッテージチーズ同様ミルクの成分を凝固させて固めたフレッシュチーズで、リヨンでは特におなじみのチーズです。砂糖を振りかけて食後のデザートにしたり、ハーブとオリーブオイルで混ぜ合わせた「セルヴェル・ド・カニュ」にして前菜のようにいただくおなじみの食べもの。

 

フロマージュ・ブランには乳脂肪分がほとんど無いものから、クリームを加えて濃厚に仕上げたものまでありますが、乳脂肪分が少ないものでも、新鮮な牛乳で作ったフロマージュ・ブランはとてもミルキーで目から鱗でした。

ここで知ったのが、美味しいフレッシュチーズを作るにはおいしい牛乳を使うこと。
当たり前の話かもしれませんが、シンプルな食べものだからこそこれに尽きると思います。

 

 

 

カッテージチーズの材料(2人分)

 

材料(2人分) 分量
産地直送牛乳 500ml
白ワインヴィネガー(またはりんご酢などクセが少ないもの) 大さじ2
2つまみ

 

 

カッテージチーズの作り方

 

 

牛乳を小鍋で70度ほどになるまで温めます。

 

 

塩、白ワインヴィネガーを加えて全体を大きく混ぜます。
だんだん固まってきます。

 

 

全体が液体(ホエー)と白いモロモロとしたものに分かれたら、ザルにキッチンペーパーを敷いた上に流し入れ、5〜10分ほど置いて分離させます。
上から押したりしないで、固形分の重さで水分が自然と落ちるのを待ちます。

 

 

完全に分かれたら、軽くキッチンペーパーを絞って余分な水分を落とし、出来上がりです。

 

 

ミルクの美味しさがギュッと凝縮されたカッテージチーズになりました。
パンに塗って蜂蜜をかけたり、サラダにトッピングしても美味しくいただけます。
「産地直送牛乳」で作ったカッテージチーズは適度に粘りがあって、乳脂肪のコクもしっかりと感じます。

 

私はメロン、きゅうり、ミント、ディルと一緒に和えてさっぱりとしたサラダに。
皆さんもご自宅で出来立てチーズを楽しんでみてください。

 

 

 

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